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「泊まれる謎解き」のイベントを開催したい。

――ゲストハウスに宿泊しながら謎解きをするコンテンツをつくってみたら面白いんじゃないか


人生は物語。
どうも横山黎です。

作家として本を書いたり、木の家ゲストハウスのマネージャーをしたり、「Dream Dream Dream」という番組でラジオパーソナリティーとして活動したりしています。

今回は「『泊れる謎解き』のイベントを開催したい。」というテーマで話していこうと思います。



📚ゲストハウス×謎解き

僕は4月から木の家ゲストハウスのマネージャーとして働いています。茨城県水戸市上水戸にある宿泊施設です。オーナーの宮田さんはゲストハウスを全国展開していく野望を抱いており、僕も一緒にその夢を見ることになったというわけです。

ゲストハウスは他のホテルや旅館とは違い、寝室が相部屋で他の宿泊者と一緒に寝泊まりすること、共用のリビングで親交を深められることが特徴として挙げられます。

一期一会の出逢いだとしても、だからこそ話せることがあり、つながろうと前のめりになることができる。そして、いつかまた再会したりする。そのきっかけをつくるのがゲストハウスであり、僕はそこに惹かれたこともあり仕事をすることになりました。

仕事内容は多岐に渡ります。何せ、現時点では宮田さんと僕のふたりで回している状況ですから、とにかくいろんなことをこなしていかないといけない。サービスも清掃も会計も広報も、僕らでどうにかしている状況です。

宮田さんが僕に目を付けてくれたのは、広報を任せたいからでもありました。つまり、ゲストハウスをどう発信していくのかを考えてほしいというわけです。木の家ゲストハウスは、お世辞にも、ちゃんと発信してきたとはいえない状況でした。というより、発信しなくてもお客さんは来て回っていたから広報の優先度が低くなったといった方が正しいです。

ただ、やるに越したことはないし、広報のおかげでより多くの人から認知されたり、実際に宿泊しにきてくれたら嬉しいわけですから、僕を雇って、広報も始めることになったんです。

4月からショート動画の作成を始めてコンスタントに投稿を始めましたが、それ以外にも日々ゲストハウスの使い方について考えていて、成果を出したいなという気持ちがあります。

今回は選択肢のひとつとして考えている、「ゲストハウス」×「謎解き」について語っていこうと思います。


📚「泊まれる謎解き」を開催したい

僕が中学生の頃に爆発的に流行したものに、「リアル脱出ゲーム」があります。謎を解くことによって閉じこめられた部屋から脱出を試みる体験型のエンタメです。熱狂的なファンではないけれど、僕も実際に何度か参加したことあって、その魅力については十分に知っているつもりです。

「体験」がテーマの昨今ですから、今後も「リアル脱出ゲーム」や「体験する物語」といったコンテンツの需要は高まる一方と考えています。

そこで、僕はゲストハウスに宿泊しながら謎解きをするコンテンツをつくってみたら面白いんじゃないかと考えたわけです。

アイデア自体は目新しいものではなくて、既にホテル脱出と呼ばれる宿泊型の謎解き体験はありますし、ゲストハウスが起点となって街を周遊しながら謎を解いていくコンテンツもある。ただ、宿泊場所がゲストハウスで、かつその施設内で謎解き体験を提供するコンテンツは見当たらないので、差別化にはなるなと踏んでいます。

上手くいけば面白い未来が待っていそうだなと期待していて、最近そのプロジェクトを友達のしゅんちゃんと進めることにしました。

彼は僕の大学の後輩で、謎解き大好き人間。一日に謎解きイベントをはしごすることもあるそうです。参加するだけじゃ物足りなくなって、企画側にまわりたいと思い始め、ついにサークルを立ち上げてしまいました。去年の暮れ頃からイベントも運営を始めていて、徐々に成果を出していっています。

現在も開催中ですが、茨城県石岡市の街を周遊しながら謎解きをするイベントが開かれているんですが、謎を作成して提供したのはしゅんちゃんでした。このGWで800人を超える参加者がいたらしくて、しゅんちゃんの仕事ぶりに圧巻されつつ、謎解き需要は確かにあるんだなと再認識しました。

先日、初回のMTGもしてきて、俄然モチベーションが高まっているので、僕が今ぼんやり考えていることをここに残しておこうと思います。結論はまだ出ていないけれど、思考の流れを記録しておきます。


📚僕が今ぼんやり考えてること

◯運営

・運営はしゅんちゃん、僕、あとスタッフとして何人か。後日調整。

・5~6月で物語を完成させて、7~8月で謎を完成させる。8~9月でテストプレイしてブラッシュアップ。9月終わりごろに開催予定。

・場所は木の家ゲストハウス。貸切利用にする。

・参加人数は6~8人。6人が有力。

・チケット代は6000円~10000円の間かな。要相談。


◯物語

・ゲストハウスだからこその謎解きを展開したい。ホテルでも旅館でもなく、ゲストハウスだからできること。
→「相部屋」「交流」「2段ベッド」とかが鍵かも。

・泊まるからこその謎解きを展開したい。
→「日を跨がないと解けない」「夜や朝を有効活用する」「睡眠が重要になってくる」等

・きっと参加者は大学生が多い気がするから、大学生向けの物語にしたい。青春や恋愛がテーマになるかな。

・イベントの内容のなかに、BBQや花火をいれて、それが謎解きに関わってくるような展開にしたら面白そう。夕食の心配をしなくていいし、思い出にもなるし、木の家ゲストハウスらしさもある。青春や恋愛がテーマの物語にするなら親和性が高いこともメリット。

・そろそろ木の家ゲストハウスが舞台の小説を書きたいから、その小説を原作とするような物語にしよう。リンクするのか、後日譚になるのかは以後調整。
→現時点でおおよそ物語が固まっている「花火の幽霊」の話を軸に考えていこうかな。
→「花火」が「青春」「恋愛」を彷彿させるし、「幽霊」が「ミステリー」「謎解き」を彷彿させるから分かりやすい。
→「花火の幽霊~木の家ゲストハウスからの脱出~」がイベント名かな。


◯横山の予定

・~5月15日
第2回MTGあるから、とりあえず物語の大筋を決める。

・~6月
物語決定。

・7月~8月
「泊れる謎解き」の運営をしつつ、ゲストハウスが舞台の小説も執筆して公開していきたい。


20240502 横山黎



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