短編集と詩集を出す。
――通勤通学の隙間時間や寝る前の静かなひととき、読んでくれるあなたのなかに小さな革命を起こすような本になればいいなと考えています。
人生は物語。
どうも横山黎です。
今回は「僕の創作の現在地」というテーマで話していこうと思います。
📚僕の創作の現在地
僕は昨年、『Message』という小説を出版しました。僕が自分の20歳の年に経験したことをベースに綴ったヒューマンミステリーです。手売りしたり、ビブリオバトルで紹介したり、本屋に置かせてもらったり、届け方を探ってきました。
最近では、小説『Message』にまつわる写真や画像を展示する「Message展」の開催、小説『Message』にまつわるエピソードを物語る「BOOK TALK LIVE “Message”」の開催を近々予定しているので、それらのイベントの準備を進めています。
あの手この手でどうにか自分の手の届かない範囲にいる人たちに向けて届ける手を打っています。自分で動いたことで、僕の世界は少しずつ変わってきました。これからも届ける姿勢を変えるつもりはありません。
ただ、僕がやるべきことは届けることだけではなく創ることなので、新しい作品の出版する準備も進めているんです。さっきも触れたように近々ライブイベントを開催するので、それに合わせて新作を出版してグッズ感覚で売ろうかなと企んでおります(笑)5月には文学フリマ東京36もありますしね。
ということで、今僕がどんな作品を創っているのか、共有していこうと思います。
📚短編集『初めましての恋』
まず新しく出版しようとしている1冊は、短編集『初めましての恋』です。タイトルから想像つくと思いますが、「初恋」をテーマに、いくつかの作品を収録します。
表題作の『初めましての恋』は既にnoteで公開しています。概要は以下の通りです。
1万字くらいのさくっと読める作品ですが、「恋」について考えさせられるような内容で読み応えありますので、是非、以下の記事を覗いてみてください。
『初めましての恋』をはじめ、「初恋」がテーマの作品をいくつか収録します。初夏の爽やかさの中で生まれる新しい自分に葛藤する『ミント』や、遠い街の恋人に思いを馳せる夏の静けさを切り取った『夏の果の輪唱』、個人的には僕が書いてきた中で一番の問題作『踏切』などを収録予定です(笑)
初恋って、その後にどれだけ恋を重ねようと何故かいつまでも覚えているものじゃないですか。みなさんもきっと栞を挿んでいるはずです。たまには恋にひたむきだったあの頃を思い出してみるのも良いものではないでしょうか。記憶の本を開くきっかけになるような短編集にしたいと考えています。
📚うた集『夜明けのうた』
もう1冊の新作はうた集『夜明けのうた』です。
詩のような、歌詞のような文章を「うた」と命名し、僕の綴った渾身の20作品を収録します。中学時代から400以上のうたを創ってきて、僕が一番良いと思えるような作品は僕が一番創れると自負できるくらいに腕を磨いてきました。
ちなみに僕のうたには曲がついたものもあります。つまり、歌詞になったうたもあるのです。
さっき紹介した短編集の表題作『初めましての恋』のテーマソングもそうで、その歌詞を担当したのは僕なんです。ちなみに作曲、歌は僕の高校時代の友達です。azaliaというバンドをやっています。2分で聴ける短い曲ですので、是非聴いてみてください。この記事の最後に動画を貼っておきますね。爽やかなメロディーと切なくも力強い歌声が魅力的です。
もちろん、「初めましての恋」のうたも『夜明けのうた』に収録します。音楽で聴くのと、文字だけで読むのではまた少し違った味わいがあるかもしれません。そういう楽しみ方もできるかなと思います。
ちなみにこのうた集では、うたを載せるだけでなく、ひとつひとつの作品にエッセイ風の文章を添えるつもりです。うたそれぞれに、僕の経験や感情が潜んでいます。語りすぎるのは野暮ですが、必要最低伝の伝えたいことを綴っていきます。
通勤通学の隙間時間や寝る前の静かなひととき、読んでくれるあなたのなかに小さな革命を起こすような本になればいいなと考えています。
短編集もうた集も、出版の目途が立ったときはまた共有しますね。
展示会にトークライブに新作2冊の出版と、やりたいことを片っ端からやっているような状況ですが、楽しみながら走り抜きます。最後まで読んで下さりありがとうございました。
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