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長い夜、言葉の花束。

――言葉の花束を贈りたくなったのは、自分はこんなにも頼れる優しい仲間たちに恵まれて生きていることに気付かされたからなんだと思います。


人生は物語。
どうも横山黎です。

作家として本を書いたり、木の家ゲストハウスのマネージャーをしたり、「Dream Dream Dream」という番組でラジオパーソナリティーとして活動したりしています。

今回は「長い夜、言葉の花束。」というテーマで話していこうと思います。


今夜も長い夜でした。

一年でいちばん茨城が熱くなるのは、この季節だと思います。ロッキンがあるからです。日本最大規模の音楽フェスが開かれるからです。会場となるひたちなか海浜公園に全国からアーティストとお客さんが集まります。

ロッキンは全部で5日。先週の土日、今週の土日月と数日間に渡るのです。その時期、たくさんの人の流れがあるものですから、宿泊業は大忙し。木の家ゲストハウスのマネージャーの仕事をしている僕も、一年でいちばん忙しい時期を迎えているんです。

木の家ゲストハウス別館

ロッキンのお客さんたちは、ロッキンが終わってからお越しになるので、チェックイン時刻が21:00とか22:00とかになるんですね。普段ならそろそろ仕事も落ち着く頃に忙しくなるというイレギュラーな流れなんです。

こんな意味不明な時間にnoteを書いていることからも分かるように、ついさっきまでお客さんの対応をしていました。

今夜もいろいろあったんです。忙しいときに限って、イレギュラーが多発するんですよね。施設の鍵が鍵穴にはまって抜けなくなったり、お客さんが「イメージと違う!」と言い始めたり、ゴキブリが出たり、オーバーブッキングが発生してしまったり……。

予約は数時間おきに入るし、お客さんの対応中に問い合わせの電話はかかってくる。螺旋階段のような夜が、目まぐるしく過ぎていきます。

最近、新たに管理のバイトとして入ってくれたうっちーと一緒にどうにか乗り越えることができました。彼は近々自転車で北米を縦断する予定の大学生。先日も日本を旅していたんです。ゲストハウスや民泊には心得のある大学生で、管理のバイトにも興味を持ってくれたんです。

うっちーがいなかったら、全然回らなかったよ。丁寧に教えられなかったけれど、少しずつ慣れていってくれるといいな。これからもよろしくね。

うっちー(真ん中)

明日は、先日オープンした木の家ゲストハウス宇都宮館の管理を始めたかのん君が管理の手伝いをしにきてくれます。まだ大学3年生の彼だけど、最近は宇都宮の立ち上げや管理で尽力してくれている頼れる後輩です。

まだ出会ってから半年も経っていないけれど、一緒に仕事をやることになるなんて夢にも思っていなかったよ。これからも一緒に頑張ろうね。宇都宮は頼んだよ。

かのん君(右)

今日もいろいろ連絡してしまったし、たくさん助けてくれました。近くで遠くで支えてくれるオーナーの宮田さんには頭が上がりませんね。いつもありがとうございます。

あんまり言ってこなかったけど、僕の思う宮田さんの魅力は、どうしようもないときにどうにかしてくれたり、言葉やサービスで救ってくれることだと思うんです。サービスマンではなく、サービスヒューマンなんだと思います。伝われ!

宮田さん

とりとめのない文章になってしまいましたが、あてもなく言葉を紡いでいった果て、言葉の花束を贈りたくなったのは、自分はこんなにも頼れる優しい仲間たちに恵まれて生きていることに気付かされたからなんだと思います。

みんな、いつもありがとう。

明日も早いので、そろそろ寝ます。この嵐の先の晴天を夢見て、眠りにつきます。最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

20240922 横山黎






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