転職時の手続き-年金
こんにちは、れいです。
私事ですが、最近転職につき引っ越しをして、入社準備と引っ越し手続きでわからないことが多く苦労したので、今後同じ体験をする皆さんが少しでも楽になるよう、手続きの記録を残していきたいと思います。
筆者の転職の期間は下記ですので、似た境遇の方はぜひ参考にしてみてください。
無所属の期間を作った結果、諸々の手続きが煩雑過ぎたので、できるなら有給消化などを利用して、離職期間は作らないようにすることをおすすめしたいです。
今回は年金の手続きについてです。
※手続きについては筆者個人のケースに過ぎないため、参考程度にしていただき、具体的な手続きについては勤務先や管轄の問い合わせ先に確認してください。
年金の手続き
厚生年金と国民年金
恥ずかしながら筆者は厚生年金と国民年金の違いからわからなかったので、念のためそこからご説明します。
上記の厚労省のHP記載の通り、会社勤務の方が給付を受ける年金は国民年金プラス厚生年金という構成になっています。
会社で企業型確定拠出年金の制度に加入している方は、上記に加えて企業型確定拠出年金も受給できます。
年金と健康保険との関係
さらに今回初めて知ったのが、年金と健康保険の関係性についてです。
上記の通り、厚生年金保険と健康保険をあわせて社会保険と呼び、会社に入社した際に厚生年金と健康保険はセットで加入することになります。
会社勤務の方(被扶養者を除く)は第2号被保険者に該当する
また、会社勤務だと第2号被保険者になるということも学びました。
第2号被保険者
上記の通り、会社勤めの方は厚生年金と国民年金があわせて給与から控除されているので、自費での支払いが不要になるのですね。
なお、第1号被保険者の定義は下記の通りです。
つまり、会社を退職すると第2号被保険者の資格を喪失し、第1号被保険者となるのですね。
自費支払いが必要かどうか
上記までの内容を踏まえて、無所属期間がある場合に保険料を自費で払う必要があるかどうかが問題です。
転職先に問い合わせたところ、筆者の場合は自費での支払いは不要でした。
11月末の退職から12月下旬の入社日まで離職期間があるものの、
12月の入社時点では転職先で年金制度に加入することになるため、初回の給与で12月分の年金保険料が控除されるとのことでした。そのため、セットとなっている健康保険料も控除の対象となり、自費での支払いは不要です。
つまり退職月の翌月内に入社するため、転職先で社会保険料(年金・健康保険)が控除されるため、自費負担は不要でした。
入社した時点で上記で記載した「第2号被保険者」に該当することになるので、国民年金保険料もまとめて給与から控除されるためです。
なお、年金事務所の方によると、退職月の翌月に入社する場合でも、保険料が控除されるかどうかは会社によってパターンが異なるとのことなので、転職先に確認が必要となります。
例として、入社月の勤務日数が1ヶ月以下の場合はアルバイト扱いになる会社があるそうです。
1ヶ月以上の無所属期間がある方は、社会保険料を自身で納付する手続きが必要となります。
1ヶ月でも未納期間があると将来受け取る年金に差し支えるようです。
社会保険の手続きについてより詳しく知りたい方は、所沢市のホームページで対象者のパターンごとにわかりやすくまとられていたので、下記のサイトを確認してみてください。
国民年金と国民健康保険の手続きの違い-所沢市HP
年金手帳の紛失・再発行
さらに筆者はだらしないことに引っ越しの間に年金手帳を紛失したので、再発行手続きの記録も残しておきます。
年金手帳は基礎年金番号通知書に切り替わったため、年金手帳を紛失した場合基礎年金番号通知書の発行が必要でした。
基礎年金番号通知書の発行手続きについては管轄の役所でも対応可能なようですが、
筆者管轄の役所HPで確認したところ急ぎの場合は年金事務所の窓口に行くように案内があったため、筆者は年金事務所に直接赴くことにしました。
年金事務所に行くのに予約が必要かどうか確認するため下記の日本年金機構ホームページを確認したところ、
老齢年金の請求に関する手続きはネットで予約、それ以外は電話での予約とのことなので電話で予約を試みましたが、筆者が電話した際には通知書発行の用件の場合は予約不要とのことでしたので、直接窓口に伺いました。
日本年金機構 予約サイト
窓口についてからすぐ担当の方に案内してくださり、約15分程度で通知書を発行してくださいました。親切に対応してくださり感謝しています。
いただいた通知書について、筆者は住所変更手続きの途中だったため、用紙の左上には旧住所が表示されました。
勤務先に提出が必要なのは基礎年金番号がわかるものという指定のみでしたので、左下のカードの部分だけを抽出して提出しました。
以上、この記事が少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。