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[M]デデデデ前編・後編

おはこんばんちわ、今日もお疲れさまです。
絶賛就職活動中だった(まだ終わっていない)ので、イベント関連は一旦先送りしていた中、忘れていた本作が一気見できる状態だったので、見に行ってきました。

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション(長い)

原作者「浅野いにお」氏の名前に、どっかで見た覚えがあるなぁと思いつつ、原作は未読のままいきなり見にいってしまう暴挙を、ウチは割と好きな方ですが、今作は読んでおくべき作品だったかもしれない。
帰ってきてガサゴソした結果、

CGWORLD No.303

作画にBlenderやUnrialEngineを使うあの人でした。
作中のコンビニや中川自動車の店内掲示物から、建物の看板等のリアルさ、妙にメカメカしいけど何故か「昭和」を感じるようなメカデザイン、それでいながら、ドラ◎もんのリスペクトを感じる「イソべやん」等々柔らかいもの(股間やおしりも含む)も無問題。いやはや羨ましい。(何)

見て思ったこと

あらすじは公式で確認してほしいけど、
流れは、東京上空に突如「侵略者」が登場する「8.31事件」、それから3年後の2人の主人公の高校生編、過去に「侵略者」と邂逅した小学生編、戻って大学生編となっていて、2人のほにゃほにゃを描く一方で、総じて震災やコロナ禍の時の暗喩、何となく感じる閉塞感というか生きづらさ、何でも見ていないふりをして蓋をする一方で、展望が描けない未来とか「今の世界や日本ではやらかしかねない」世界線を絶妙に風刺していく作品、だと思いました。かつて多かった本来の「創作」の役割。
久々にガツンとくる作品でした。
前編はあるとあらゆる伏線を張り巡らし、後編はそれを回収して「最後を迎える」という割り切った流れだったので、前編だけでは??と繋がらない箇所がえらく沢山あって、ある意味「初見殺し」。
そのあたりは注意すべき点かも。

突っ込みたいところ

設定上かはまぁさておき。
侵略者側も政府側もそうなんだけど、互いに全く対話する気がない所。事故かどうか分からないけど、怖いしとりあえず「やられたからやりかえす」世界がベースなんですが、正直怖いですねぇ。
劇場版「ガンダム00」も同じような展開でしたっけね。
相手とコミュニケートするには、人類側も進化が必要だった・・・みたいな。
かつて打ち上げられた(今も飛んでいる)ボイジャー探査機にレコード盤が搭載されている様に、地球外生命体に対しては「対話したい」意向が組まれた計画もあり、作られた映画には多様な生命体の一員として描いた作品も多かった。けども、今の世界で邂逅するとどうなってしまうのか。

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