PT・OT・ST必読!営業職を目指す上でのおすすめ本4選!【職種理解と営業方法について】
初めに
病院やクリニックで働いてきた、PT・OT・STの方が一般企業へ転職する悩みや不安は、病院やクリニックへ転職するときに出くわすもの異なるのではないでしょうか?
その中でも、未経験の場合は営業職で転職を考える方が多いように感じています。実際に、私の周りでも初めて企業転職をする方は営業職が多いのも事実です。
今回は、そんな営業職を目指す方に向けて実際にPTから企業転職に成功し、営業職として活躍されている方へインタビューを行い、「営業職を目指す上で読んでおいた方が良い本(特にSaas業界)」を伺い、4冊厳選しました!
理解が難しい本もあると思いますが、実際に転職を実現された後も活用できると思いますので、課題図書的な感じに読んでみてください!
職種の理解や役割を深めよう
①THE MODEL
本はこちら:THE MODEL
「THE MODEL」とは、営業活動をマーケティング、インサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセスの4つに分業化し、効率的に営業パフォーマンスを向上させることを目指した営業プロセスモデルです。近年、SaaS企業の増加に伴い、このモデルを導入する企業が増えています。
本書では、その背景や目的、それぞれの職種が目指すべき目標や役割について解説しています。
例えるならば、医師がリハビリも看護も退院支援も行うのではなく、手術は医師、看護は看護師、リハビリは療法士、退院支援はMSWが行い、患者の入院から退院までのプロセスを分業化した方が良いよねというようなイメージです!(なんかこれは違う気がする…笑)
特に医療系のSaas企業を目指す方は、必ず読んでおいた方が良い一冊になります。
②インサイドセールス 訪問に頼らず、売上を伸ばす営業組織の強化ガイド
本はこちら:インサイドセールス 訪問に頼らず、売上を伸ばす営業組織の強化ガイド
本書は営業職の中でも、インサイドセールスを目指す方の教科書としておすすめします。
インサイドセールスは、近年のインターネットやSNSの普及により、顧客の購買行動に変化が起きたことやコロナ禍においてオンラインでの商談が増えたことなどから、特に注目されている職種の一つです。
リード顧客(関係性のある顧客)に対して、中長期的な関係性を構築し、商談や取引までをサポートする橋渡しの役割を担っています。
本書では、インサイドセールスの概要や求められる姿勢、必要なスキル、チームの立ち上げなど、全てを網羅的に紹介しています。
特に医療系SaaS企業を目指す方にとって、インサイドセールスのポジションはかなり重要ですので、ぜひ一読をお勧めします。
営業の方法を学ぼう
③Sales is 科学的に成果をコントロールする営業術
本はこちら:Sales is 科学的に成果をコントロールする営業術
療法士の方で、臨床力を向上させる方法について助言を求めた際、「先輩の治療をよく見ろ」「症例数をこなせ」という回答を受けた経験があるかもしれません。
しかし、「これでは結局センスでしか臨床力を高めることはできないのか?」と感じたことがある方も多いのではないでしょうか?
このような悩みは営業職でもよく見られます。営業職においても、「先輩の背中を見て学べ」「とにかく商談数が大事」といった根性論が強く主張される傾向があります。
本書は、そうした気合いやセンスだけでなく、誰もが成果を上げられるように、化学的な理論で営業ノウハウが解説されています。
営業という外から見ると属人的な職種も、しっかりと理論があります。本書を読むことで療法士の方でも企業の営業職としてスタートし、再現性の高い成果を出すことができると思います!
④NEW SALES --新時代の営業に必要な7つの原則
本はこちら:NEW SALES――新時代の営業に必要な7つの原則
こちらは営業職を目指す方もそうですが、すでに企業で営業職として活躍されている方にもおすすめです。
これから営業職を目指す方には耳の痛い話ですが、営業という仕事は実は最も満足度の低い仕事というデータが出ています。
というのも日本においては、営業の生産性が低いという状況が原因となっているそうです。
本書では、そんな昔ながらの生産性の低い営業スタイル「OLD SALES」からの脱却と、これからの時代に求められる新しい営業スタイル「NEW SALES」の方法について具体的に書かれています。
これから営業職を目指す際には、どのような営業を行っていけば良いか?今の時代にあった営業スタイルについて学ぶことができます!
終わり
今回は、営業職を目指す療法士の方へおすすめ本を紹介しました。
正直、読んでもいまいち自分ごと化できない部分が多々あると思います。ただ、一度営業について触れておくことが職種理解や業務理解を深め、ミスマッチのない転職を実現させることにつながると思います。
また、他にも「療法士目線の業界研究」として、理学療法士に関わりが近い、「健康経営支援企業」「心リハ」「人材・広告」など業界に関して、療法士が転職する場合の注意点なども含めて説明していますので、よければこちらもチェックしてみてください。
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