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これで梨状筋症候群に困らない!!
こんにちは,リハ研です.
GWも後半になり,帰省ラッシュがすごいみたいですね...
渋滞など大変だと思いますが,事故に注意して帰ってくださいね!
では本題に入りますが,
梨状筋症候群って意外に多いけど実はちゃんとわかってない方が多い印象です!
梨状筋症候群の病態を捉えるためには,しっかり梨状筋について理解しておく必要があります.
特に解剖学・運動学は非常に重要になります.
そこで,今回は梨状筋について紹介してきたいと思います.
1,梨状筋の解剖
【起始】
仙骨前面
【停止】
大転子の尖端の後縁
【作用】
股関節外旋・外転
【支配神経】
仙骨神経叢 S1・S2
2,梨状筋の運動学
教科書上,梨状筋は股関節外旋筋として記載されています.
しかし,梨状筋は別の作用を有しているとされていることはご存じですか?
どんな作用かというと,”股関節内旋”作用です!
梨状筋は股関節屈曲90°で内旋作用に変化する
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梨状筋は屈曲60~75°では回旋モーメントアームが0になる
このように角度によって梨状筋の作用は変化するのでそれに合わせたstであったり,促通をかける必要があります.
3,まとめ
梨状筋を伸長させる場合,
股関節0~60°→股関節内旋
股関節90°→股関節外旋
梨状筋を収縮させる場合,
股関節0~60°→股関節外旋
股関節90°→股関節内旋
今日は梨状筋の機能解剖について紹介しました!
これは臨床で知らないと本当に効果があるリハビリを提供できないと思います.
いいねでいつでも見返せるようにしてみてください!!