「しんどい」と言えた
こんにちは
雲がかかってきました。明日にかけて雨が降ると、今日朝のニュースで聞きました。大変憂鬱です。
介護の限界
祖母の体調がすこぶる悪くなって、1か月くらい経ちます。
昨日大学時代の親友に相談したら「無理をしない方がいい」とアドバイスをくれました。
家族だから、孫だから、仕事柄、会社に出社する人よりも動けるから、若いから大丈夫
大丈夫
介護できるよ
ずっとそう思っていました。
そう思っていたけれど
もう「限界かも」と思うことが増えました。
認知症のリアル
今の祖母は叩いたり、怒ったり、何度も何度も同じ言葉をくり返す保存が出たり、幻聴も聞こえている様子です。
家に行くと、一人で永遠と喋ってます(笑)
昨日は起き上がりの時に初めて全力で叩かれました(笑)
仕方ないんですけどね。
彼女の痛みやしんどさもわかる。体も痛いし、なんとなく体調悪いし、動けないし、自分がなんかおかしいこともわかっている。
わかるけど、私も一人の人間だから、心の余裕も掛けられる時間も持ち合わせてない。
この介護者と被介護者のギャップというかリアルは、どうしようも出来ないですね。どうあがいても無理になったら無理だと思いました。
もう出来ることは全部した。私一人では無理。
やり方とかどうにかなる、そういうフェーズにいないと感じています。
どうやって制度を使って今の状態を維持していくか、どうやって日々を重ねていくか、どうやってお互いが上手に付き合うか。
それが課題です。
ケアマネさんに救われた
救いはケアマネが私の同級生のママだということ。
「大丈夫?」「無理はしないで」といつも気にかけてくれます。
その一言ですごく気持ちが楽になる。
彼女がくれる言葉一つ一つが、胸の奥の苦しい部分やつっかえる部分をそっと溶かしてくれます。当たりはずれのあるケアマネジャーとの相性に、私は運が良かったみたい。
介護者が「しんどい」を言える空間
私はこれが、求められていると思います。「実はね・・」と言える相手、いつでも愚痴を吐ける場所。
介護は一人じゃ無理
けど社会がどうにかしてくれることはない。
しかも介護することで、気付きとか発見はたくさんある。悪いことだけじゃないし、「ありがとう」と言われたらやっぱり嬉しい。
介護する・される人の相互を中心に行政や社会と上手く連携していくことが必要。辛い時に「辛い」と言える空間、相手、どうしようもなくなった時に駆け込める場所。
私に出来るのはそれだけかも。
ちなみに私は今日、ケアマネと父親(祖母の息子)に「もう限界」と言いました。初めて言えました。
だから、ショートステイを利用していく方向になりました。
もう無理はしない。
私が感じた「辛さ」や「しんどさ」を社会のために役立てたい。
何かご意見いただけたら嬉しいです。
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