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昨日の記事、ピッグカフェ🐖の「三匹のこぶた」をモチーフにした可愛い一軒家のお家🏠

三匹のこぶたはイギリスに伝わる民間伝承、とのこと🇬🇧
作者は不明で再話、出版されたのが18世紀後半だが、実際はもっと古くから語り継がれているそうだ🌪️

幼い頃から知っている可愛いほっこりおとぎ話🐷
上の兄さんはわらで家をつくり、二番目の兄さんは木で家をつくり、末っ子はレンガで家をつくった🧱

そこへオオカミがやってきて、わらの家と木の家は簡単に吹き飛ばされてしまうけれど、レンガの家は無事だった✨
兄さんぶたはレンガの家に逃げて身を守り、三匹は仲良く暮らしましたとさ🫶
めでたしめでたし👏

でも、現話に近い三匹のこぶたは全然違う🫨
そもそも1人暮らしを始めたのは、経済的事情から実家を追い出された、というのが理由⤵️

おかあさんぶたはびんぼうで、こどもたちをそだてきれなくなって、じぶんでくらしていくように三びきをよそにだしました

おとぎ話は当時のその国の事情を反映しているらしい📕

わらの家をつくった上の兄さんぶたはオオカミの息に吹き飛ばされ、完全に食べられてしまう😵‍💫
木の家をつくった二番目の兄さんぶたも同様。
レンガの家をつくった末っ子ぶたは吹き飛ばされず、命は助かる😮‍💨

おや❓私が知っていた絵本とはだいぶ違う💦

どうしてもブタを食べたいオオカミは「いいかぶ畑があるから一緒に行こう」と誘い出す。
それが悪巧みだと見抜いていたこぶたは、6時に待ち合わせの約束だったが、5時に収穫を済ませてしまう😳
策士🤯‼️

その後も、オオカミはりんご狩りやお祭りに誘うがこぶたに先を越されてしまい、完全にこぶたを食べる機会を逃してしまう。
激怒したオオカミはレンガの家の煙突から侵入して食べてやる!!と。
それに対してこぶたは、大鍋に水を張り暖炉の火にかけた🔥
煙突から落ちてきたオオカミはドボン💥鍋に蓋をしてオオカミをコトコト煮て、こぶたはオオカミを食べてしまう。
めでたしめでたし。

三匹のこぶたに限らず、現話は残酷なことが多い🥲
ピノキオもちょっとホラーだ🌀

お金がないから他所へ追い出される現実や、3匹いたこぶたが2匹も食べらてしまうのは悲しい💔
でも一概にこのお話が悪ともいえない。

なにも鍋にして食べる必要まではないと思うが、「そんなに甘くない世の中で先回りする知恵も時には必要だ」という教訓かもしれない🫢
食うか食われるか…
ハッピーエンドの世界ばかりを子供達に伝えていくのがいいのか、ある程度厳しい現実も伝えていくのがいいのか🙂🙃
こういう話もあると知るだけでも取捨選択の幅は広がるかもしれない🫠

三匹のこぶたといえば1998年のドラマ「聖者の行進」を思い出す。
問題シーンがありすぎるのと大人の事情で再放送はされないが、Huluで観られる。

残酷な現実を突きつけられて胸が痛すぎるドラマだが、何度も「ウーのことを思っていました」から始まる。
ウーとは主人公の永遠(とわ)にとってのヒーロー、三匹のこぶたの末っ子ぶたのことだ。
ウーに憧れて強くなりたいと、どんな酷い仕打ちも笑顔で受け止め仲間を守ろうとする⤴️

このドラマは改良版の三匹のこぶたを取捨選択して正解なのかもしれない。
もし永遠が現話に近い三匹のこぶたに憧れてしまっていたら、観ていられない⚡️
幅広い視野で取捨選択をすることは必要だが、最終的には光を見つけ出せる選択が一番だ🥹



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