休職の中期
初期段階から約ひと月、この段階で稼働できる時間が徐々に増えていきました。
午前中に起きることができるようになったり、夜もきちんと寝れるようになりました。
ちょっとずつ掃除をしたり、外へ散歩しに行くこともできるようになりました。
ですが、動けるときと動けないときの波は続いていました。昨日はできたのに、今日はなぜできないのかと思い悩んでしまうことが増えました。
体調の起伏に関する悩みは、
・通院時の相談
・うつという状態そのものに関する知識を身に着けること
・心療内科から紹介された書籍・漫画・リーフレットを読んで客観的に自身の状況を見れる要素を増やしていきました。
そして、この時期で最も救われたものはゲームとアニメでした。
特にゲームは適度な達成感を定期的に体感できるので、本当に合っていたと感じています。
この時にはまったゲームは「天穂のサクナヒメ」でした。
適度なファンタジー・アクションでありつつ、農業は本格的という絶妙なバランスに心を奪われました。
ゲームをしている時間以外もコメ作りに関することを調べたり、次回の田植えはどうするかと計画を練ったりしていました。
おかげで、ネガティブな考えや悪い意味で体調を気にしすぎることがだいぶん減りました。
回復が順調にいったのは、このゲームとの出会いも大きな一因だと考えています。
好きな時間に寝て、好きな時間に食事をするということを続けていくことでリズム・自己肯定感・体力を取り戻していきました。