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Photo by
eriko_fukaki
虐待に耐え死なないで済んだ理由その4は幼くして編み出したどっちに転んでもラッキー思考
自分なりの問題対処思考
とでも言うのだろうか
自分で自分の気持ちを
宥める方法
を幼い私は持っていた
朝
あるいは寝る前に
一つの予想を立てる
今日もきっと叩かれるしバカって言われるんだ
そして夕方になれば
またお腹が空いてたまらないはずだ
この予想が当たったら
まだ起きてない出来事を当てるなんて
私ってすごいなぁ
だし
当たらなかったらそれはそれでラッキー
つまり
当たっても当たらなくても
そこにはラッキーが存在する
そんな風に
いつしか考えるようになった
自分で作り出したものなのか
何かヒントがあったのかは定かではない
この考え方の癖は
それからしばらくは私を助けてくれた
例えば
小学校低学年まで
かけっこがとにかく苦手だった
運動会の前日の夜
きっとビリだと予想する
当たってすごい
か
ビリじゃなくてラッキー
か
どちらかで結局はハッピーなのだ
こんな風に我が身に起きる事について予想する
好きな本を読む
自分を本の主人公に置き換えて想像する
無心にお絵描きをする
そんな時間を過ごす事で
必死に自分を生かして来た
そんな幼い私
良く頑張ったね
偉かったね
すごいよ
ありがとう
あなたのお陰で今はこんなに幸せだよ
って
あの頃の自分に伝えたいな