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インド旅行の失敗談とリベンジするためには ②
りょーです!
前回はインド旅行で注意するべき点と到着時の様子を紹介した。
今回は空港で夜を明かし、市街地に向かうところから始める。
デリーメトロで市街地へ
デリーメトロは朝5時から夜11時まで運行されている。
到着ロビーからもメトロの案内がわかりやすくあるので、使いやすい。
デリーメトロは全部の駅で改札を通過する前に手荷物検査がある。ただよっぽどの危険物を所持してない限り止められることはないと思う。
空港からニューデリー駅までおよそ19キロ、60ルピー(106円)だった。
しかし、いつどこでも油断できないのがインド
500ルピーを出して、後で確認したら240ルピーしか帰ってこなかった。
残りの200ルピーは窓口の職員に抜き取られていた。
詳細は後で述べるが、2回目に空港からメトロに乗った時も同じようなことをされたが、今度はその場で数えたら残りの200ルピーも返してもらえた。
⚠️お釣りはその場で数える、500ルピー札のような大きな札は出さない⚠️
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中央のオレンジのラインが空港からニューデリー駅に向かう路線である。
一旦、様子見のために5時台にメトロに乗ってみた。
そこそこ乗客はいるが、ほとんどがインド人だった。
外国旅行客は8時台でも見られなかったので、メトロでの移動は最終手段にした方が良いと思う。
ニューデリー駅での恐怖
ニューデリー駅はとても巨大な駅で空港線の他にメトロのイエローラインやインド国鉄と接続している。
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日の出前に到着したこともあり、やはり私以外に外国人はいなかった。
ここも外務省の案内によると立ち寄ってはいけない場所のひとつだった。
なぜ私が始発の時間帯に来たのかというと、ラッシュアワーを避けられ、偵察にはぴったりだと思ったからだ。しかし現実は真逆だった。5時から6時にかけてのメトロは大混雑で、地上からの入り口まで行列ができるほどであった。
乗り換えを諦め、なんとか安全地帯を探すことにする。
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事前にネットで調べていたところ、直接インド鉄道の駅を越える陸橋を通るのは危険という情報があった。そのためA3出口に向かい北側の車道を使ってパハールガンジに向かおうと画策した。しかしA3出口にも見張り役がいた。
様子を伺ってあたりを見ていると話しかけてきた。
ここはスリとか危ないから良いゲストハウス紹介するよと言われたが、絶対に乗ってはいけない誘いなので、付いていくふりをして一時退避。
時間をおいてこっそりKFCの方向に向かった。KFCは別の建物にあり、一階の奥まったところにある。少し身を潜めて外に出てみると、、、
なんと、さっきの奴がドアの前に貼り付いているではないか!!!
なんとか振り払おうとするも本当にしつこく追い回してきた。
結局、北側の車道には向かえなかった。中央の歩道を試してみることに。
そしたら案の定、手荷物検査の前に見張り役がおり無視して退避する。
もう一度KFCの前に戻った。
すると今度は2人で詰めてきているではないか!!!
ちょうど路地の角ということもあり、彼らは足を引っ掛けようとしてまで捕まえようとしてきた。
ここまでして金を払わせようとされた経験は過去の渡航国ではなかった。
スリにはかなり気をつけていたので盗まれなかったが、ゴミの腐敗臭と尿の臭いがひどい場所だった。
またGoogle mapではパハールガンジにairtelがあるが、どうやら架空のようなのでご注意を⚠️
結局、何も打開策がなかったので、まだ安全な空港に戻ることにした。
一瞬の油断が命取りになる
気を取り直して、9時くらいにコンノートプレイス付近にあるairtelに向かう。ニューデリー駅では外に出ず、イエローラインに乗り換えた。
隣の駅のRajiv Chowk駅に向かう。
この地区も外務省によると近づいてはいけないエリアだった。
しかしニューデリー駅周辺よりも人は少なく、かなり落ち着いているエリアの印象だった。しかし同じ方向に付いてくる人もいるので、15秒に一回くらい周りをチェックしていた。
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リスの写真を一瞬撮っていたら、話しかけられてしまった。
なぜここで走って逃げられなかったかというと、絶妙な距離感で接してきたからだ。
このリスはオーストラリアのリスだよなどと、現地の散歩している人にしか見えなかった。しかも勝手に自分の家族の話をし始めるだけ。最初は流して聞いていたが、、、
徐々に距離を詰められ、気づいたら横で座って話している状態だった。ここまで一切勧誘がなく、断って逃げる隙もないため相手のペースで時間が流れてしまった、、、
このように街にいるときは一瞬も油断できず、初日からかなり疲れた。ヒンディー語を話せないと狙われる率が高いので、インド人随伴の下で行動するのが良いと痛感した。
次回、チャイを飲もう!と誘われる
おしまい