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【アニメ感想】『全修』は未来をクリエイトする魔法少女的なラブコメというところに落ち着いた。
【はじめに】
記事に目を留めて頂きありがとうございます。今回は2025冬アニメ『全修』を現在放送中の3話まで見た感想になります。
マンガやアニメに感想を書くに当たっての私の考え方などをこちらにまとめていますので一読頂けると嬉しいです。
原作を知らないアニメを見るに当たっては、サムネ画像かタイトルの第一印象に頼って1話を見るか決めてるんですが、この作品に至っては謎のタイトルと貞子みたいな人物と脇役臭強めの金髪イケメンってことで内容が全く見えず、とりあえず様子見してました。
とはいえ、noteの中で色々な方が感想を書かれているのもあって、とりあえず見てみるかーって感じで1話を見てみました。
結果、体感10分程度で24分が終わり、こりゃ面白いってなって現在放送している第3話までを体感1話分の時間で見てしまった次第です。
【こんなおはなし】
文章下手くそなんで詳しくは↓、Wikipediaの引用をどうそw
高校卒業後から瞬く間に監督デビューを果たした広瀬ナツ子は、社会現象となるほどの大ヒット作品を打ち出し、新進気鋭の天才監督として世間から評価されていた。
ファンから期待されるナツ子は、次回の監督作品として劇場ラブコメ作品『初恋 ファーストラブ』を担当することになる。だが、人を好きになった経験がないナツ子は、初恋を理解できず、映画制作が行き詰まる。誰にも相談することなく作業を続けていたナツ子だったが、傷んでいた弁当を知らずに食べて気を失う。
意識を取り戻したナツ子は、自分が子供の頃から繰り返し見ていた映画『滅びゆく物語』の世界にいることを知る。
ちなみにアニメ公式サイトはこちらです。
【感想】
・ 異世界転生ものであってる?
3話まで見た感じ、ぱっと見の大枠は異世界転生になるのかなって感じでしたね。とはいえ、ヒロインのナツ子はナツ子のまま、自分が子どもの頃に見続けていた不遇の映画『滅びゆく物語』の世界に落とされるわけで、最近の異世界転生ものとはちょっとテイストが違う感じもしましたけど。
昔みたドラマやアニメで言うと、明治維新の時代に現代の医者が落とされるドラマの『JIN-仁-』とか、三国志の時代に高校生の男女が落とされる『龍狼伝』の転生(この2作品は転生というかタイムリープ的な感じなんですけどね)に近いかなと感じました。
・ 魔法少女物と言えなくも無い
これはナツ子がこの世界でピンチの時に使える中々なチートスキルを発動した時の演出を見た感想です。
世界観が一昔前のファンタジーみたいな設定で意図して古臭い感じを出している中で、現代の魔法少女が変身する様な派手な演出でアニメーター特有の技を繰り出します。
このアニメの戦闘シーンの見せ場的な感じです。
・ ラブコメ要素もあるなこれ
これは、そうなるのかな?、そうなるのかもね?って下衆の勘繰りです。
少女時代に没頭したアニメ映画の主人公であるルークがツンデレな感じで接してくればナツ子の恋愛感情が動くのは間違いないわけで、ここまででもそんな伏線と伏線回収がちょいちょい出てくる。
ナツ子が存在しない『滅びゆく物語』ではルークと関係を築いていくヒロイン役も存在し、3話ではその存在も明らかになっていて、ラブコメ好きのおっさんとしては今後の展開も楽しみなところです。
・ 顔出ししたら可愛いは王道だけど好きなもんは好きなんだよ。
ナツ子は大願成就の願掛けかなんかで髪を伸ばしっぱなしにしており、通常時は顔が見えないレベルで髪が長いんだけど
前髪をアップした際の顔が可愛い(瞳がキラキラしてるのも良い)
これは使い古された演出で、このアニメがこれを意図してやってるわけじゃなく、キャラのビジュアル的にそうだってだけなんだろうけど、やっぱり好きなものは好き
厚底眼鏡の少女が眼鏡取ったら美少女だったとか、もはや恥ずかしくて誰もやらない様な演出に心が躍りました。
・ ナツ子の食事シーンが可愛い。
これも完全に私の趣味の話です。ナツ子頬をもぐもぐさせて美味しそうに食事する姿が可愛くて仕方ない。
これはもはや癖の域で(いや、えろいやつじゃなくてね)赤ちゃんがベビーフード食べる姿とか、動物がもきゅもきゅ餌を食べる姿とかほんと癒される。
ストーリー上、ナツ子が空腹になるシーンが多く、出された食事なんかを美味しそうに食べるんですけど、それが凄く可愛い。
【さいごに】
どんな感じのアニメなのかわからない状態で見たアニメですけど、結果だけいえば今後も継続して見ていきたいアニメでした。
異世界転生ものにちょっと胸焼けぎみではあるものの、ファンタジーにメタをぶち込んでくる様な展開は個人的に結構好きです。
映画の結末を知るナツ子がストーリーを改変してくことへの葛藤なんかも今後は描かれるのかな?。なんて思うと次回以降も楽しみです。
原作は見て無いですが、以降もこのスタンスで鑑賞していこうと思います。