【アニメ感想】『オッドタクシー』森に隠された木の様な伏線と、それが綺麗に回収される瞬間が最高に気持ち良いミステリー作品。
【はじめに】
記事に目を留めて頂きありがとうございます。今回は2021春アニメ『オッドタクシー(ODDTAXI)』を全13話を鑑賞した感想になります。
マンガやアニメに感想を書くに当たっての私の考え方などをこちらにまとめていますので一読頂けると嬉しいです。
【こんなおはなし】
文章書くのが下手くそなので、あらすじはアニメ公式サイトの引用をどうぞ。
ちなみにアニメ公式サイトはこちらです。
各話あらすじ等でのネタバレにご注意ください。
【感想】
◆鑑賞にあたり最も恐れることはネタバレです。
最初に書きます。これから鑑賞しようと思ってる方は極力作品の検索を避けてください。そのくらいネタバレの有無が継続視聴のモチベーションに関係するミステリー作品と思いました。
Wikipediaのあらすじとかは、モロにネタバレがありますので本当に注意です。努々お気をつけください(ゆめゆめってこんな漢字だったのか。。。)
◆伏線回収が素晴らしい
少し前のアニメなので鑑賞された方も結構いて、レビューなども見たのですが、多くの方が伏線回収の素晴らしさを評価しています。
ちなみに私も同様の感想を持ちました。
私は第1話の時点でそもそもなんでみたいな違和感(多くは触れません)をずっと持っていたのですが、それすら見事に回収してくれました。
ぶさかわな動物の絵柄に騙されますけど、かなり良質なミステリーです。
◆え?、そうだったの?
これは物語と関係無いのでネタバレじゃなく、ただ笑ったやつです。
『オッドタクシー』ってタイトルで主人公は小戸川(おどかわ)ですが
彼は『オットセイ』じゃなく『セイウチ』でした。
◆全話鑑賞後にもう一度見たくなりました。
先にも触れたように伏線回収が秀逸過ぎます。
序盤のちょっとした会話や行動にも意味があるので、本当にそうだったか確認したくなりました。
シーン確認後に『ぞわっ』とくる感覚がたまりませんでした。
【さいごに】
ミステリーアニメはわりと鑑賞していて、『氷菓』や『小市民シリーズ』等の作品や、今期2025冬アニメの『天久鷹央の推理カルテ』も大好きなのですが、この作品はかなりテイストの違った作品と思いました。
主軸となるストーリーがあり、視聴者を楽しませるもう一つのミステリーがあるといった感じで、『うわぁ。。。そうだったのか、すげーな』と素直に思いました。
アンパンマンの登場人物(?)の様な動物キャラで物語が進んでいくので、好みも分かれる作品かとは思いますが、それを差し引いてもかなり良質な作品と感じました。
感想を書くにあたってネタバレしない様、特に気をつかう作品でしたが大好きな作品の一つです。