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更年期障害 

私にとって思いもよらぬ事が起こった。
snsで、思いもよらぬ数のイイねを受け取った事だ。
それは、私の身に起きた小さな奇跡について書いたものだったが、それは私が今 更年期中の不安定な精神状態だから起こった奇跡でもある。
コメントの中には、その奇跡を良かったと言ってくれる人、私の体調を心配してくれる人、
色んな人がいた。
そんな中で驚いたことは、更年期障害に悩んでいる人が沢山いる事だった。
子育て中の人、介護をしている人、色んな人がいた。だが、共通して言えることは周りの理解が進んでいないこと。
何度もテレビや、雑誌、インターネット上で「更年期」というワードは見聞きするが、それでも、向き合っている本人たち以外には浸透していない。そしてありきたりの情報。例えば、ホルモンバランス、婦人科への受診の勧めなど、そういう情報ばかりで、その人たち自身への気持ちへの寄り添いにはなっていない気がするのだ。
「更年期」この真っ只中にいる人達は、他者からすれば、余裕がないような振る舞いに見えるかもしれない。たとえば、ホルモンバランスの変化で怒りやすかったり、泣きやすかったり、体調を崩しがちになったりするから。私自身そうだ。
だが、私がそのsnsで関わった人達は、もちろんその変化で辛そうではあるが、びっくりするほど優しく、温かい。そして、寄り添おうとする力のある素晴らしい人たちだった。
それは今自分自身が、「更年期」というゴールの見えない物と毎日否応無しに向き合っていかなくてはいかず、でも逃げる事が出来ない、「更年期」という得体の知れないものと付き合っていかなくてはいけない強さからだろう。
今は手探りだが、何か私にできることはないか。
初めて目標というものが出来た気がする。

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