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「若様の守護者」 ~桃に従う三家の使い~ キャラ設定

●キャラ設定です。

桃木宗一/16歳
 細いフレームの眼鏡、服装はシャツとカーゴパンツかチノパン、地味で整った服を好む。
 幼い頃に両親が事故でなくなり、祖父に育てられた。子供がいない地区に住み、小学校と中学校でも一人。桃木家の力によって義務教育は分校という閉じられた世界で終了した。高校に進学予定だったが、祖父のガンが悪化したために入学を遅らせている。
 基本的に常識人だか、老人だけの田舎で暮らしていたために言動が変わっている。
 何かをコツコツとやるタイプで木版画が趣味。

鳥海華子/16歳
 桃木の分家、鳥海家の次女。ゴシック衣装を愛用している大輪の薔薇のような美少女。
 病弱な姉の代わりに当主になるために奔走している。
 お嬢様口調でにこやかな一面と、王子様的に誰かを護るという一途さを併せ持つ。
 武器は扇で、様々な形に変化する。
 鳥海家は桃木の分家でもあるが、古代は「羽振り(祝=はふり)」の神官だった。
 そのため、シャーマン的な女性が産まれやすい。

鳥海馨子/17歳
 鳥海家の長女。森ガールの服装をしている。背の低い華奢な少女。とても身体が弱い。
 シャーマンとしての力が強すぎるため、どこか俗世から離れてしまっている。
 純粋で泣き虫。だが、芯は強く重荷を背負う妹を助けている。
 図書館のような部屋に住んでいて、シャーマンとしての知識を蓄えている。
 武器はなく、代わりに折り紙を折ることで鬼を封じ込める。
 封じ込めた鬼は、彼女に従う式神となる。

猿飛英利/17歳
 桃木の分家、猿飛の次男。犬飼とは犬猿の仲で、桃木の忍び(お庭番)の役割を持つ。
 分家の子とはいえど母親が桃木の者で能力は随一、桃木と養子縁組も望まれている。
 シニカルで人の揚げ足を取り、笑って見下すという嫌なタイプだが、裏では結構な気配りをしているところがある。ただし、とても善意が分かりにくいので誤解されがち。
 武器は苦無。(手裏剣の細いもの)
 猿飛家は、猿神=太陽の使いの者としての側面を持ち、声によって闇を祓う特性を持つ。

犬飼瑛/25歳
 桃木の分家、犬飼家の長男。桃木家に絶対服従の犬である。
(母が東北の人で)瞳が青いために、常にサングラスをしている。
 有能で几帳面であるが、どこか常識とずれているため白い目で見られることがある。
 武器は大弓であるが、大きなために非常時にしか持たない。
 そのため、普段の武器はどちらかというと機械になる。最新式の機械から自作した怪しげな機械まで駆使して少年少女達のサポートを行う。
 もともと桃木の家の犬神人(位の低い神官)であり、姓をたまわって犬飼となった。

桃木乱葉/65歳
 桃木家の当主。宗一の祖母で、長十郎の妻。
 年老いて美しいという外見で、真っ白な髪に余計なものをそぎ落とした美貌の持ち主。
 キセルとスイーツが大好き。横暴で乱雑な性格で、お付きの犬飼を困らせている。
 しかし、鬼に対する洞察力は鋭い。政財界に恐ろしいくらいの人脈を持つ。

桃木長太郎/71歳
 宗一の祖父。末期ガンで死亡する。三重県亀山市出身、鬼退治で有名な田村麻呂の子孫。宗一を連れて三重県のどこかにある田舎に移る。

武蔵先生/30歳
 祖父の主治医で知的で清楚な女性。

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