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461:『セピア 』ってどういう意味?

『イカスミ』に面白いウンチクがあるので今回はコチラについて。
よく知られている『セピア色』・・・元々は古代ギリシャ語で『コウイカ』を意味していて、古代ギリシャでは、昔はイカスミをインクや絵具の材料として使っていたのだそうです。
イカスミは描いた時は黒なのですが、時間の経過によって酸化して赤茶けてくる性質があり、セピア色の由来はそこからきているといわれています。(情景的なイメージの『セピア 」は、イカだったなんて(笑))
さて、イカスミの黒い色素成分はメラニンで、タコのスミよりも粘着性もアミノ酸の含有率も高く、それが抗菌作用や整腸作用、血流よくする働きがあり、さらにタウリンなどの肝機能を向上させる効果や、コレステロール値の上昇を抑える成分も豊富に含まれており、糖尿病などの生活習慣病の予防の面でも大いに期待が持たれます。
代表的な食べ物は『イカスミパスタ』くらいしか思いつきませんが、積極的に摂ってもよさそうですね。ちなみに、ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』の下書きもイカスミのインクで描かれていたのだそうです。

中野坂上治療院
古賀 直樹
▼中野坂上治療院のウェブサイト
http://www.nakanosakaueseitai.com

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