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今夜、この服でどんな酒を飲む?第14夜「夏は白Tだ!」

僕の趣味は、服をながめながら酒を飲むこと。
10代の頃より集めてきたコレクションの中から一品をチョイスしてハンガーにかけ、それに合ったストーリーの酒で一杯やる。
何ともバカバカしい趣味ですが、これがけっこう楽しいのです。
全4回でおつきあいください。
さて、今夜は何をながめて酔おうかな♪

【高須浩平 プロフィール】
放送作家、1977年東京生まれ。
『バラいろダンディ』(TOKYO MX)『サバンナ高橋の、サウナの神さま』(TOKYO MX)などを構成。
趣味は、服の収集と酒を飲むこと、東京ヤクルト・スワローズのファン。

第14夜『FreshService/Maison Margiela』の白Tシャツで農民ドライの白ワインを飲む

夏の定番ファッション、白Tシャツ×ジーンズ。
この組み合わせって、なかなか難しい。
 
高校生のころ、この格好でいたら友人に「えっ、吉田栄作!?」とイジられて以来、この組み合わせが苦手になってしまいました(笑)。
もちろん、本家本元である吉田栄作さんやキラキラしたモデルさんたちは似合うのですが、自分には厳しかった……。
 
しかし近年、何度目かの白Tブームが到来。
昔とは違いフォルムや素材にこだわったものが続々登場し、白T専門店なるものには行列ができるほど。
この流れに乗れば高校生のころのトラウマを消すことができるかも……!
そこで選んだのが以下の2点。

 ▲FreshService 2-PACK OVERSIZED(8250円) 
▲Maison Margiela 3-PACK(40000円 ※参考価格)

『FreshService(フレッシュサービス)』のパックTは、今流行りのオーバーサイズ。
おじさんが着るにはどうなのかと思ったけど、買ってみて大正解。
絶妙なフォルムと肉厚な生地感は早くもヘビロテで、あえて洗いざらしで来ています。

この成功から、数年前に買ったものの着ていなかった『Maison Margiela(メゾン マルジェラ)』のパックTの白も下ろすことにしました。
ハイブランドだけあって生地感が抜群。
近年の白Tブームに乗って、なんとか着こなし、吉田栄作さんとはいきませんが、吉田B作さんくらいにはなれたと思います。
そんなことを口にしたら、友人から「や、佐藤B作さんくらいじゃない」と言われ、それでも十分満足です。佐藤B作さんもカッコイイですから。
これでようやくトラウマが解消できました! 

さて、これらの白Tをながめながら何を飲もうか?
選んだのは国産ワインの雄、ココファームワイナリーの『農民ドライ白ワイン』

▲農民ドライ 白ワイン(2500円 ※参考価格)

普段は白より赤派なのですが、このメーカーのものは別。
さっぱりしていながら風味も感じられてお気に入り。
万が一、赤ワインを飲んでいる最中に咳とかして白Tにかかっちゃったら大変だけど、白なら大丈夫。
白Tは汚れに弱いので、万が一のことまで考えてしまいます(苦笑)。
 
次回は夏に欠かせない、『Borsalino(ボルサリーノ)』のパナマハットで飲みます。
ぜひいっしょに酔いましょう!
 
(つづく)
 

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