『　待っている　』

外は嵐

　　渦巻く　
　　　　　憶測
　　　　　　疑惑
　　　　　誹謗中傷
　　　　ひそひそ陰口

ぐるぐるぐるぐる

大きくなって大きくなって

それは　怖くて
それは　痛くて
そして　ひどい　臭いだ

もう何処にも出口が見つからない
　　そんな風に思えても

大丈夫。
目を閉じて。
心の目で　　視て。

あなたの中は凪いでいる。

柔らかく
温かく
明るく
美しく
優しく
そして　神々しく

それは守られているから
沢山の　　愛に

たとえ迷子になることはあっても

大丈夫。
きっと思い出す。
目を閉じて。
感じて　心の目で。

貫かれた思い
矢の進む方を見よ！

あなたの行手には陽が射し
追い風が吹く　爽やかな

そして　時が待っている。

　ドキンドキン　と　鼓動を立てながら

もうずっと昔から
あなたに気づいて欲しくて

あなたという　大輪の花　開くのを

（　待っている。。）