ご利用は計画的に C/F(キャッシュフロー計算書)
こんにちは。ReeeeL.です。
財務3表には、B/S(貸借対照表)、P/L(損益計算書)、C/F(キャッシュフロー計算書)がありますが、今回はC/F(キャッシュフロー計算書)についてお伝えします。
【貸借対照表についての記事はこちら】
【損益計算書についての記事はこちら】
損益計算書では赤字でも、手元現預金は潤沢にあるという状態は珍しい話ではありません。
特にコロナ渦においては返済や利息に優遇があったため経営が苦しくなくても借入をした企業様もいらっしゃるかと思います。
また、借入を起こして開業された方は、営業が始まっていないのに、資金が手元にあるので、迷うことなく備品等の購入を決断するかもしれません。
その資金の使途は計画的でしょうか?
C/F キャッシュフロー計算書とは
手元にある現預金がどのように調達されたものか分かるのがC/F(キャッシュフロー計算書)です。
3つのカテゴリー
キャッシュフロー計算書は3つのカテゴリーに分類されます。
・営業活動によるキャッシュフロー
・投資活動によるキャッシュフロー
・財務活動によるキャッシュフロー
本業が赤字でも、資金が潤沢にある理由を知ることができます。
今後、事業展開や追加融資を受けたいとお考えの方は、手元資金が
営業活動によるキャッシュフロー=本業によって得た資金
であることが望ましいですね。
さいごに
借入によって得た資金は必ず返済がやってきます。
借入はしない方がいいとか、そういう話ではありません。
大切なことは計画的に調達、使用されているかです。
P/L,B/Sの作成をしていればC/Fの作成は可能です。
手元現預金を計画的に調達、使用していくためのツールとして、
【資金繰表】の作成も併せて検討してみてください。
【本件に関するお問合せ先】
ReeeeL.
TEL 070-9154-2371