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【やめる】という選択を取るあなたへ

「やめる」前に「やりきれ」

さて、本日は【やめる】という選択肢を取ることについて。やめるのってすごく大変なことだと思います。勇気がいるし、後々の人間関係のこと考えると大変そうだし。

そう言った意味で、【やめる】という選択肢を迷わず取れる人はすごいと思います。

ただ、【やめる】ことに満足してしまい、一向に成長できない人(僕も)が本当に多い。そんな気がします。

何か自分のなかで変えたいところがあって、でもなかなか変えれなくて、苦しんでる人がいます。そんな時、一番手っ取り早いのがその環境にいることを【やめる】ことです。

だって努力なしで、自分が変わることを考えなくて済むようになるから。

間違いなく、そこにいる必要性を感じられない場所はあります。思考停止で出来る作業バイトとか、労働環境最悪なブラック企業とか。生産性がなく自分が成長できないような場所からはさっさと抜け出すべきだと僕も思います。

ただ、一回考えて欲しいのは努力もろくにせず、中途半端に‘‘がんばって’’、やった気になって「環境がダメだー」とか言ってないか?ということです。

僕は心底今の大学に所属していることが嫌でした。偏差値低いし、周りはバカばっかだし、そこにいるだけで恥ずかしくなるから。でも、なんとか足を動かし、自分が信頼できる先生を見つけて、「ここの1年間だけ本気でやってみよう」とそこで学び続けました。

途中、何度もやめようと思ったし、これでいいのかすごく不安だったし、沢山泣いたり散々だったけど、一緒に頑張れる仲間ができました。この人はすごい!と思える師匠もできました。偏差値はたしかに低いけど、多くの価値観に触れて考える力がつきました。

結果論でしかないですが、今はここで学べたことを誇りに思っています。

なにかやりたい!というマインドはすごく素敵でいいことです。そうなったらきっと今いる環境が自分に合っていないような気持ちになると思います。

ただ何かを【やめる】前に、今の自分になにかできることがあるはずです。目の前にあるものから考えてみてコツコツと継続してやってみたって遅くないじゃない。

そんなちょっとした頑張りもできないようじゃあなたはきっと別のところに行っても「環境がー」と言う事でしょう。

「終わりよければ全て良し」論を掲げるつもりはありません。でも現状でやれることやって、やりきって、その上で「ここじゃダメだ」と言えた方が言葉にも経験にも人間にも厚みが出ると思うのです。

チマチマしたちっさい一歩を歩み続けること、すっごい大変ですよね。全然進んでない感じしますよね。心底わかります。でもきっとあなたが歩んできた道は無駄じゃない。

「やめる」選択肢は誰にだって用意されてます。でも、だからこそそこで「やりきってみよう」

自戒を込めて。

僕も頑張るので皆さんも一緒に頑張りましょう。

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