文体はデザインである
読者はまず、パッと見で読みやすさを判断する。
興味がある分野をのぞき、読みにくそうなら読み飛ばす。または読むのをやめる。
読みにくいものとは、文字がつまっていたり、漢字が多かったり、読むのに骨が折れるもの。
文体の違いで、読まれるかどうかが決まる。
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自分の記事で検証してみる。
◆文体を気にしない場合
あなた(夫)がいると落ちつかない。妻の私への感覚。妻がそう感じていることは体感している。直接言われたこともある。例えば妻は、ソファーにだらっと寝転んで、自分が見たいドラマを見る。それができなくなる。なぜか?
①何か言われているような気がする
夫が近くにいるだけで、直接何か言っていなくても、何か言われているいるような気がする。もしくは過去言われたことを思いかえしてしまう。
②罪悪感を感じるいまは、ひとりになりたい。
ゆっくりこのドラマを見たいから、ひとりにしてほしい。これをいうと、相手に悪いと考える。自分勝手なわたしに、罪悪感を感じる。妻なら、母ならもっとちゃんとしなきゃと考えてしまう。
◆文体を気にする場合
あなた(夫)がいると落ちつかない。
妻の私への感覚。
妻がそう感じていることは体感している。直接言われたこともある。
例えば妻は、ソファーにだらっと寝転んで、自分が見たいドラマを見る。それができなくなる。
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なぜか?
①何か言われているような気がする
夫が近くにいるだけで、直接何か言っていなくても、何か言われているいるような気がする。もしくは過去言われたことを思いかえしてしまう。
②罪悪感を感じる
いまは、ひとりになりたい。ゆっくりこのドラマを見たいから、ひとりにしてほしい。これをいうと、相手に悪いと考える。
自分勝手なわたしに、罪悪感を感じる。妻なら、母ならもっとちゃんとしなきゃと考えてしまう。
前者は、読むのをやめてしまいそう‥‥
めんどくさっ。つかれる。やめとこう。
後者は、まあ読んでみようとなりそう。
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ひとは文体をデザインととらえる。
好きなデザインは快、そうでないものは不快。
瞬時に判断する。
ブログや実用記事はその傾向がつよい。
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これに対し、買った小説や、図書館で借りた本はがんばる。いったん「読む」と決心ししているから。
たとえば、こんなやつ。「カラマーゾフの兄弟」上中下巻で各700ページ、ほぼ余白なし。
でも読める。
以上、文体のはなしでした。
今日も「考える葦」に来ていただき、ありがとうございました☺️