残念ながら英語も中国語もすぐに習得できる魔法のような方法はありません。 どんな職業でも日々の些細な事の繰り返しが大切です。
英語や中国語を身につけようとする際、短期間ですぐにマスターできるような方法は存在しません。
あれば、こんなにも多くの英語や中国語習得の為の書籍や教材は販売されていません。
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日々の些細な事の繰り返し
日々の些細なことの繰り返しと言うのは様々な分野において大切になってくるアクションアイテムです。
日々の些細な事を組み合わせることにより、大きな差を生み出すこともできます。
結果を出している人ほど些細な事を大切にしていますが、その部分は見えませんし、見せません。
一部の先天的な天才を除いて、生まれた時は人間の能力にはそんなに差はないと言われます。
特に英語や中国語という言語習得には特別な天才的才能は必要ありません。
しかしながら、例えば、毎日5分の音読を続けていると、長年のこの小さな事の積み重ねにより、人生において大変大きな差を生み出します。
一流のプロ野球選手は、目標を達成する為には考えられうるあらゆる対策を講じます。
日々の素振りをするにも何気なくバットを振るのではなく、実際の試合でバッターボックスに立ったという気持ちでピッチャーが投げる球をイメージしながら一振り、一振りに”気持ち”を込めて素振りをします。
ひとつひとつの些細な事を大切にして継続してやることが最終的に大きな目標達成に結びつきます。
🔸高校野球の名門 高松商業の勝負の神様
『勝負の神様は細部に宿る』
「勝負の明暗を分けるのは、日々の小さな当たり前を当たり前にできるかどうか。 細かい部分を怠る選手は勝負のできない選手である。」
野球やゴルフ、卓球の素振り、英語の音読、歌手のボイトレなど日々の地味な練習に”気持ち”を込めて本番をイメージしながらやっているかどうかで大きな差がつく。
🔸雨垂れ石を穿つ(うがつ)
これは、私が全国通訳案内士試験に英語で合格した後、働きながら独学で中国語の勉強を続け同試験に合格したときに座右の銘としていた言葉です。
とにかく毎日、5分でも良いから中国語の音声を聴いて口パクシャドーイングしたり、単語を覚えることを継続しました。日々の小さな行動の積み重ねにより、遂には石を穿つ(合格する)ことができました。
行動し続けない限り何も変わりません。
🔸「努力の天才」と呼ばれるイチローさんの言葉
「小さいことを積み重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道」
「努力せずに何かできるようになる人のことを『天才』というのなら、僕はそうじゃない。努力した結果、何かができるようになる人のことを『天才』というのなら、僕はそうだと思う。人が僕のことを、努力もせずに打てるんだと思うなら、それは間違いです。」
「僕は天才ではありません。なぜかというと自分がどうしてヒットを打てるかを説明できるからです。」
「びっくりするような好プレイが、勝ちに結びつくことは少ないです。確実にこなさないといけないプレイを確実にこなせるチームは強いです。」
「考える労力を惜しむと、前に進むことを止めてしまうことになります。」
「やれることは全てやったし、手を抜いたことはありません。常にやれることをやろうとした自分がいたこと、それに対して準備ができた自分がいたことを誇りに思っています。」
「同じ練習をしていても、何を感じながらやっているかで、全然結果は違ってくるわけです。」
「どうやってヒットを打ったのかが問題です。たまたま出たヒットでは、なにも得られません。」
イチローさんは、なぜその結果が出たかの理由を言語化することや上手くいったことの再現性を非常に重要視している。この点をイマジネーションを働かせて自分が目指す分野に落とし込んで考えてみる必要がある。
例えば、TOEICで間違えた問題があれば、間違えた理由、誤答に至った思考プロセス、再発防止策を言語化し、ノートに記録する、など。