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  • TAKAのビジネス書書評

最近の記事

読書録「行動を変えるデザイン」

スティーブン・ウェンデル氏による書籍「行動を変えるデザイン 心理学と行動経済学をデザインに活用する」を読了。 個人的な備忘録として、簡単な感想とまとめを記載しておく。 1.本書との出会いの経緯 行動経済学、幸福経済学に興味を持ち始めたところで刊行された本書。行動経済学を活かすための手法が得られるかと思い購入。 2.本書の概要 本書で言うデザインとは、いわゆる美術的なデザインではなく、"設計"である。ビジネスやプロダクトの設計にあたり、行動経済学をどのように活かしていくかが

    • 読書録「ジョブ理論」

      クレイトン・M・クリステンセン氏による書籍「ジョブ理論」を読了。 個人的な備忘録として、簡単な感想とまとめを記載しておく。 1.本書との出会いの経緯 2年前からの積み本。もっと早く読んでおけばよかった。会社の研修にてコンサルタント講師から勧められていた1冊。 2.読書録としての要点 ・”顧客はある「進歩」を得るために製品・サービスを「雇用」する” ・ジョブ理論は目的論やペルソナ分析など統合的にまとめた理論 ・企業視点のジョブの解決する製品・サービスは顧客には響かない 3

      • 読書録「シン・ニホン」

        安宅和人氏による書籍「シン・ニホン」を読了。 個人的な備忘録として、簡単な感想とまとめを記載しておく。 1.本書との出会いの経緯 「イシューからはじめよ」で有名な安宅和人氏の新刊だけあって、発売当初より注目していた一冊。ようやく手に取り読了することができた。 2.読書録としての要点 ・価値ある日本を後世代に残すためにするべきことがまとめられている ・実現できなさそうに見えるが社会保障費の2%で事足りるなら実施すべき ・子育て及び介護問題に対する解がなくやや空想気味に感じた

        • 読書録「FACT FULLNESS」

          ハンス・ロスリング氏による書籍「FACT FULLNESS」を読了。 個人的な備忘録として、簡単な感想とまとめを記載しておく。 1.本書との出会いの経緯 本屋ぶらり+時間的な焦りで選んだ一冊。同伴していた子供が駄々をこねだし、読んで損はないだろうと思った同書を手に取る。世間よりも遅れての読書になった。 2.概要 10章に渡り10個の示唆を示していく同書。西洋諸国など先進国が思い込んでいる世界は、データから見ると誤っていることを示しており、教育やメディアの報道により刷り込ま

        読書録「行動を変えるデザイン」

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        • TAKAのビジネス書書評
          10本

        記事

          読書録「若い読者のための宗教史」

          リチャード・ホロウェイさん著の書籍「若い読者のための宗教史」を読了。 個人的な備忘録として、簡単な感想とまとめを記載しておく。 1.経緯 近所の書店が全面リニューアルしており、紀伊國屋書店になっていた。せっかくなので、ぶらりと本棚を漁っているときに見つけた本で、興味が出ていた宗教史を知る初めての一冊にチョイス。 2.概要 ユダヤ教、ヒンドゥー教に始まり、仏教、キリスト教、イスラム教など主要な宗教に限定せず、ジャイナ教、ゾロアスター教、儒教、道教、神道、ヨーロッパにおける宗

          読書録「若い読者のための宗教史」

          読書録「幸せをつかむ戦略」

          富永朋信さん著の書籍「幸せをつかむ戦略」を読了。 個人的な備忘録として、簡単な感想とまとめを記載しておく。 1.経緯 行動経済学の入門書を読んだときに、幸福経済学というものがあると知り、軽く調べてみたらヒットした書籍。本書含め、行動経済学に関する書籍が面白くなってきた。 2.概要 著者である富永朋信さんが尊敬するダン・アリエリー氏を訪れ、2人のインタビューのやり取りから、幸福とは何か?幸福になるための戦略を導いていく内容。非常に面白くもあり、理解が追いつかない部分もあり、

          読書録「幸せをつかむ戦略」

          読書録「ホンダ イノベーションの神髄」

          小林三郎さん著の書籍「ホンダイノベーションの神髄」を読了。 個人的な備忘録として、簡単な感想とまとめを記載しておく。 1.経緯 メルカリのザッピングで気になった書籍。ホンダと関係性が近いこともあり、同社を深堀りするために購入。少し前の本で数量も出ていたためか、比較的手に入りやすく金額も安かった。 2.概要 エアバッグの発明および実装、量産まで一貫して携わった小林さん本人によるホンダ文化をまとめた書籍。「ワイガヤ」、「三現主義」などホンダならではの文化の紹介、エアバッグ開発

          読書録「ホンダ イノベーションの神髄」

          書評「アフターデジタル」

          藤井保文さん、尾原和啓さん著の書籍「アフターデジタル」を読了。 個人的な備忘録として、簡単な感想とまとめを記載しておく。 1.経緯 友人からの紹介。畳み人と同じタイミングで紹介を受けたため、同時期に購入してみたが、こちらの示唆は多かった。 2.概要 デジタルトランスフォーメーションが日本企業における1つのバズワードになりつつあるが、その本質とはなにか?を中国の事例を中心に紐解いていく内容。上っ面で理解していたデジタル化の実態と、それに伴い世界がどのように変化していくかを追

          書評「アフターデジタル」

          書籍「図解で学ぶ ゲーム理論入門」

          天谷研一さん著の書籍「図解で学ぶ ゲーム理論入門」を読了。 個人的な備忘録として、簡単な感想とまとめを記載しておく。 1.経緯 メルカリでたまたま目についた本。もともと興味があったので、一期一会と思い手にとってみた。 2.概要 難解と言われる『ゲーム理論』をできる限り難解にすることなく、本質は抑えながら説明した良書と思う。とっつきにくいかと思ったが、丁寧な図解によって『ゲーム理論』が何をするものなのか、わかりやすく理解することができる。 ゲーム理論の歴史から具体的な日常

          書籍「図解で学ぶ ゲーム理論入門」

          書籍「畳み人という選択」

          幻冬舎の設楽悠介さん著の書籍「畳み人という選択」を読了。 簡単な感想とまとめを記載しておく。個人的な備忘録。 1.経緯 友人からの紹介。Newspicks関連で面白い概念があると聞き購入。 2.概要 「畳み人」と「広げ人」の2つがキーワード。 「広げ人」:希少なアイデアを創出しそのワールドを広げていける人 「畳み人」:広げ人のアイデアを実現するために活躍する人 著者が、過去の経験から多くの「広げ人」と触れ合い、「畳み人」として活躍する事例を紹介しつつ、その必要性が描かれ

          書籍「畳み人という選択」