【実機レビュー】テレワークにおすすめモバイルWifiルーターWiMAXの「WX06」を契約|速度・機能・料金は?
先日、モバイルWifiルーター:WX06を契約したので「実機レビュー」を紹介します。
最近はテレワーク・在宅勤務などのおうち時間が増え、インターネット環境を見直す方も急増しています。インターネット環境は値段だけでなく、通信速度や安定性も重要です。いくら安くても通信速度が遅ければ、意味がありません。
そこで、今回はWiMAXのWX06を選んだ理由やメリット・デメリットなどを徹底解説します。
現在、発売中のモバイルWifiルーター「W06」と悩む方もいるかも知れませんが、これから契約するならWX06をおすすめします。
本記事でわかること
・WiMAXの「WX06」の実機レビュー
・おすすめな人気モバイルWiFiルーターを探している方
モバイルWifiルーターとは(WiMAXとポケットWifiの違い)
モバイルWifiルータ―…いつでも・どこでもインターネット接続が可能となる機器のこと
モバイルWifiルーター回線各社
◆WiMAX回線
BIGLOBE WiMAX 2+
So-net モバイル WiMAX 2+
UQ WiMAX
GMOとくとくBB WiMAX
Broad WiMAX
カシモWiMAX
auのモバイルルーター..etc
◆docomo回線
ドコモのモバイルルーター
◆Softbank回線
ソフトバンクのモバイルルーター
NEXT mobile
モバイルWifiルーターは手軽に外に持ち運べる”インターネット接続機器”ですが、「ポケットWifi」とよく混同されることが多いです。
今は「ポケットWiFi」はWifiモバイルルーターの総称
「ポケットWifi」は正しくはY!mobileが提供しているWifiモバイルルーターの名称のことを指しており、総称ではありません。
Wifiモバイルルーターが流行し始める初期に人気のあるルーターで名前も馴染み易かったために、いつしかWifiモバイルルーターの総称的な意味合いとして「ポケットWifi」という言葉が残り、浸透していきました。
そのため、今ではポケットWifi=モバイルWifiルーターという意味で使われているので、ほぼ同じ意味と思っておいてOKです。
「WiMAX」もポケットWifiと同じ意味で使われることもあります。
「WiMAX」とは
WiMAXはKDDIのUQが提供しているWifiモバイルルーターのことで、「WiMAX 2+」というWiMAX専用回線を利用しているのが主な特徴です。
親会社がKDDIでauの「4G LTE」に切り替えて、利用することも可能です。
「WiMAX」と「ポケットWifi」の違い
WIMAXとポケットwifiで異なる大きなポイントは”通信速度”です。
WiMAXでは通信規格に「WiMAX2+au 4G LTE」を使用しており、ポケットWifiは「LTE」のみです。
テレワーク・在宅勤務兼用なら「WiMAX」がおすすめ
主な通信規格は「WiMAX」か「LTE」の2つになります。基本的にはWiMAXの方が通信速度が圧倒的に早いです。
また、WiMAXは基本的には速度制限も無く、通信速度も速いので、”テレワーク・在宅勤務”などと兼用で使うなら”WiMAX一択”です。
正確にはWiMAXも3日間で「10G」までという制限はあるものの、通常のネットサーフィン程度では簡単に超えないことや、仮に超えても制限が掛かるのは18:00時以降です。
さらに速度制限がかかっても「約1Mbps」なので、Youtubeの視聴やネットサーフィン程度では遅延なく見ることが出来ます。
WiMAXとポケットWifiの違い
■WiMAX
・サクサク高速通信を楽しみたい方
・通信速度制限を気にしたくない人
・auスマホ利用者
■ポケットWiFi
・WiMAXの電波が届かない地域で利用人
・移動中でも電波が入りやすい
・SoftBank光利用中の方
モバイル通信各社の比較
モバイルWifiルーターの選び方
・”通信速度最優先・無制限”という条件ではWiMAXがコスパも良くおすすめ
・docomoは3日間制限なしであるものの、料金が高い
・au・Y!mobileは、速度制限がWiMAXと同じですが、WiMAXより料金高め
・WiMAXの速度制限は18時以降なので、テレワークに影響なし
”地下鉄”での通信安定を重視したい方はポケットWifiでもOKですが、私が考えるWiFiの最優先は”高速通信”と”速度制限”が無いかです。
ドコモは3日間制限なしで、良さそうに見えますが、料金が高すぎます。au・Y!mobileについては、速度制限がWiMAXと同じ条件ですが、WiMAXより料金が高いです。
地下鉄であまり利用しない方は迷うことなく”WiMAX”がおすすめです。
WiMAX(UQ WiMAX)WiMAX2エリア
ご自身が使用するエリアも確認しておきましょう。
■ポケットWiFi(Y!mobile)エリア
■WiMAX(UQ WiMAX)エリア
WX06の特徴・WX05と何が違うのか
WX06
WX05
WX06の特徴
・「2.4GHz」「5GHz」の同時通信により安定性向上
・バッテリー容量が大きく長時間利用でき、交換も可能
・同時接続最大16台
・QRコードでかんたんWifi接続
・見やすくなったデータ通信量
・クレードルがあれば”LAN接続”もOK
WX05と変わらない点
・通信速度
・バッテリー容量
WX06はWX05から通信速度やバッテリー容量は変わりません。今回進化したポイントとしては「2.4GHzと5GHzの同時通信・QRコードでかんたんWifi接続・ひと目でわかるデータ通信量・クレードルが進化」という点です。
別売りの専用クレードルを使えば、LAN接続も可能となり、更なる「高速通信」も期待できます。
また、店員さんにも話を詳しく聞きましたが「国内メーカ」か「中国メーカ」の違いもあります。
WX・Wシリーズの違いはメーカー
・「WX06・WX05」は”NEC製”
・「W05・W06」は”Huawei社製(中国:深圳)”
※値段は全て同じ
NEC製のWiFiルーターの方が断然安心感があったので、迷わず私はNEC製の「WX06」にしました。
Huawei社製の携帯端末は中国に情報が漏洩する可能性があるというアメリカの指摘も以前あることや、選べるなら国内製品の方が安心感は大きいですよね。
au 4G LTE (ハイスピードプラスエリアモード)
WiMAX回線が通っていない山間部などのエリアで一時的に使用する場合にはau 4G LTEに切り替えることが可能です。「au LTE回線」を使用して通信をするモードになります。
端末のタッチパネルから簡単に切り替えることが可能です。
通常は下記のようにデメリットが多いモードのためあまり使われませんが、地方への出張や旅行など万が一のときには活躍するサービスです。
LTEモードのデメリット
・追加料金あり (1005円/月)
→7GB以上使用すると、その月は通常の通信モードも含めて128kbpsの低速制限がかかる
仮に制限がかかってしまうと、救済措置がなく当月は諦めることになります。なので、基本は”WiMAX回線のみ”でOKです。
2.4GHz・5GHz同時接続・バンドステアリング機能
以前まではWiMAXルーターで2.4GHz帯か5GHz帯かを選ぶ必要がありましたが、WX06では「自動周波数切り替え機能・同時接続機能」が追加されました。この機能により、通信の安定性が更に向上しました。
バンドステアリング機能
2.4GHz・5GHzを自動で選択し、高速で安定したWi-Fi通信が可能な機能。接続する機器が2.4Ghzと5Ghzの両方対応かつ「802.11v」に対応可能である条件を満たしている必要があります。
WiMAX2+WX06の初期設定方法は動画でも紹介
WiMAX_WX06の設定はGMOとくとくBB WiMAX の動画でも分かりやすく解説されています。
工事も不要で、SIMカードを挿入し、電源を入れ、WiFi接続するだけですぐに使えます。
まとめ
最近はテレワーク・在宅勤務でもモバイルWifiルーターが活躍する機会が増えてきました。その中でモバイルWiFiルーターの急激な需要も高まっています。
今回、他社のポケットWiFiなどとも比較をしましたがコスパ的には”WiMAX一択”で間違いありません。私も色々調べて結果的に”WiMAX”にしました。理由は”通信速度の速さ”と”速度制限がほぼ無い”ことです。
正確には3日間で10Gという制限はあるものの、通常のネットサーフィン程度では簡単に超えないことや、仮に超えても制限が掛かるのは18:00時以降です。
つまり仮にテレワークとしてつかっても日中の速度制限は基本ありません。1Mbsという速度もインターネットを軽く使う程度なら携帯の速度制限よりは全然早いので、そこまで気にならないです。
WiMAXの中では2020年1月に発売された最新機種WX06がおすすめです。
実機レビューは下記でも最安値のルーターを含め、徹底紹介しています。