23/03/04_入学前準備

こんばんは。rednoseです。
23年からMBAに通うにあたり、入学前の準備を粛々と行っております。
今回は入学前準備について記していきます。

今までのサラリーマン人生で培った知識もありますので、学習ペースなどは参考程度にご覧いただければと思います。
まずは前提条件として私の経歴を以下に記します。

勤務先: 某メーカー
2016年4月~2017年3月  工場における生産研修と徹底基礎教育
(財務、経理、人事などの基礎知識を習得する趣旨の研修)を受講
簿記2級、ビジネスキャリア検定(人材開発)2級、TOEIC700取得
2017年4月~2018年3月 人事部に配属。工場での人事制度運用を担当
ビジネスキャリア検定(労務管理)2級、TOEIC750取得
2018年4月~2022年7月    人事企画のチームへ異動。全社の人事制度企画を担当
メンタルヘルスマネジメント検定2級、ビジネスキャリア検定(総務/経営戦略)2級、FP検定3級取得
2022年8月~      採用・教育を担当するチームへ異動。全社の人事制度企画の業務もしつつ、採用・教育を担当

MBAに通うにあたり簿記2級の勉強は入学前の時点では役立っていると感じています。一方でビジネスキャリア検定などはそこまで役に立っているという感覚はありません。

そのうえで入学前の課題図書をご紹介します。それぞれについて簡単な感想を記しておきます。

  • 本多勝一『<新版>日本語の作文技術』朝日新聞出版(朝日文庫)

(読書期間:2週間程度)
いままで当たり前のように日本語で文章を書いてきましたが、改めて学びが多かった本です。書籍中にある句読点や助詞の使い方の解説はビジネスにおけるメール作成にも非常に役立つと感じています。

  • 苅谷剛彦『知的複眼思考法』講談社(+α文庫)

(読書期間:2週間程度)
常識にとらわれない思考・それを伝えるために文章でどう表現するのか・大学院のゼミで必要になる問いを立てて論証、議論することなどのノウハウが詰め込まれています。

  • 野矢茂樹『論理トレーニング101題』産業図書

(演習期間:2か月 1週10問ペース)
大学院入試は小論文がほとんどだと思います。その対策にも使える書籍だと感じました。文章を構造化する癖付けができますし、自身が文章を作る際にも「設計図」として主張と根拠を構造化したうえで作文するスキルが身に付きます。

  • 國貞克則『増補改訂 財務3表一体理解法』朝日新聞出版(朝日新書)

(読書期間:1週間程度)
正直、簿記2級を取得していれば復習に近いです。改めてP/L、B/S、CF計算書のつながりを意識するにはやはり仕訳を意識するべきだと感じました。

  • 『大原で合格る 日商簿記3級』中央経済社

(未読)
簿記2級を取得していたため、割愛しました。

  • 砂川伸幸『コーポレートファイナンス入門〈第 2 版〉』日本経済新聞出版社(日経文庫)

  • 中野誠『戦略的コーポレートファイナンス』日本経済新聞出版社(日経文庫)

(読書期間:1か月程度)
上記2冊はセットで記載させていただきます。会計と何が違うのか?と思い読みました。財務会計や管理会計は過去のお金の流れであり、コーポレートファイナンスは将来のためにお金をどう使うか、つまり投資をどう行っていくのかというものだと理解をしました。この手のことは専門の方がいらっしゃると思いますし、私の浅はかな理解で恐縮です。
しかし、一番触れてこなかった分野だったものの、一番興味が沸きました。人事としてどのように人材へ投資していくのかということも人的資本経営と昨今いわれる中で知識として持っておく必要性を感じています。

以上が入学前の準備として読んだ書籍です。

自分が今まで意識していなかったこともあり、新鮮でした。特にコーポレートファイナンスの分野においては財務の同期と話をしながら理解を深めたりしました。その上で、自社の投資計画って本当に妥当なのか?賃上げが世間で騒がれる中で人材への投資をどの程度行うのが妥当なのか?ということを頭で巡らせるようになりました。
さて、入学まで1か月を切りました。インプットしたことをきちんと復習したり、アウトプット(友人や家族に言葉で伝えるなど)していきたいと思います。


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