(2)日本版帰化試験問題 第18問
【アメリカ市民権試験問題】
■第18問 上院の定数は何人か。
(答)100人。
【帰化試験問題】
★第18問 衆議院議員の選挙制度を答えよ。
(答)小選挙区比例代表並立制。
【解説】
この問題は、アメリカ版と同じでもよいかとは思ったのだが、数字を聞くよりも制度を聞くことにした。言葉自体は、学校でも習うものだ。新しく国民になる人も知っておくべき知識だとは思う。
この制度の明らかな問題点は、重複立候補した候補者が、選挙区で落選しているにもかかわらず、比例代表で復活当選できるということだ。民意を馬鹿にするにも程がある。自信がないのならば最初から比例だけで出ればよいのだ。
Twitterなどでは、比例復活した野党議員にろくなのがいないと揶揄されているが、どんなにレベルが低くても、選挙民が意思表示して当選させたのならば仕方がない。しかし、復活当選は民意とは言えないだろう。
この制度はぜひとも改めて、少数派に配慮するというなら、中選挙区制に戻せばよいと思うがどうだろうか。