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「DX化」の前にやらなきゃいけないこと。「デジタイゼーション」と「デジタライゼーション」

こんにちは!AI整体師です。

今回は、「デジタイゼーション」「デジタライゼーション」について書きます。

巷では「DX(デジタルトランスフォーメーション)」という言葉の方が有名だし、先行してイメージを持たれてしまってますが、実は「DX」は最終形態。

「デジタイゼーション」→「デジタライゼーション」→「DX(デジタルトランスフォーメーション)」の順番で実施されなきゃいけないんです。

今日は、この2つの言葉の違いを、整体院経営に絡めてまとめていきます。

まずは「デジタイゼーション」

「デジタイゼーション」っていうのは、簡単に言うと、「アナログをデジタルに変換する」こと。

整体院の例で言うと。

  • 紙のカルテをデータ化する

  • 手書きの予約表をパソコンで管理する

  • 領収書をスキャンしてデータで保存する

  • 患者さんの姿勢や動きを動画で記録する

つまり、今まで「物」として存在していたものを、デジタルデータに変換するってことなんです。

これは整体院でも少しずつ進んでいるかなと思います。僕の院でも患者さんの姿勢をスマホで撮ってBefore・Afterを保存してたりするので、これも立派なデジタイゼーション。

ただ、ここで大切なのは、ただ”デジタル化すればいいってわけじゃない”ってこと。例えば、カルテをデータ化しても、それを活用できなければ意味がない。だから、次の「デジタライゼーション」が重要になってくるんです。

次は「デジタライゼーション」

「デジタライゼーション」は、「デジタル技術を使って、ビジネスのやり方を変えること」です。ちょっと抽象的ですが、整体院経営にもすごく関係があるんです。

例えば、こんなの。

  • オンライン予約システムの導入←自社で構築したい

  • SNSを使った患者さんとのコミュニケーション←もうやってる

  • オンラインでの施術指導←AIアバター?

  • データ分析による施術プランの最適化←これはやれそう

  • VRを使った姿勢改善プログラム←やってみたい

こんな感じで、デジタル技術を使って、今までのやり方を変えること。

ここで大切なのは、単にデジタル技術を導入するだけじゃなくて、それを使って新しい価値を生み出すこと。例えば、オンライン予約システムを導入しただけじゃデジタイゼーションで終わっちゃいます。でも、そのデータを分析して、混雑時間を把握したり、リピート率の高い患者さんの特徴を見つけたりすれば、それはデジタライゼーションになるんです。

じゃあ、何が違うの?

「デジタイゼーション」は、アナログのものをデジタルに変換するだけ。でも、「デジタライゼーション」は、そのデジタル技術を使って、新しいやり方や価値を生み出すんです。

簡単に言うと、

  • デジタイゼーション:「紙のカルテをデータ化する」

  • デジタライゼーション:「データ化したカルテを分析して、新しい施術プランを作る」

って感じですね。

例えば、患者さんの施術履歴をデータ化するのはデジタイゼーション。でも、そのデータを分析して、「この症状の人には、こんな施術が効果的」みたいな新しい知見を得るのは、デジタライゼーションなんです。

なんでこれが大事なの?

今の時代、デジタル技術がどんどん進化してます。「デジタイゼーション」で情報をデジタル化して、「デジタライゼーション」でその情報を活用する。これができると、今までできなかったことができるようになるんです。

例えば、

  • 患者さんの施術履歴を分析して、最適な施術プランを提案できる

  • オンライン予約で24時間受付ができる

  • SNSを使って、自宅でできるケア方法を動画で配信できる

  • AIを使って、患者さんの症状の予測や改善度の分析ができる

  • VRを使って、患者さんに正しい姿勢や動きを体験してもらえる

こんな風に、整体院の経営がどんどん効率的に、そして患者さんにとっても便利になっていくんです。

便利だけど注意点も

デジタル化って、すごく便利なんですけど、気をつけないといけないこともあります。

例えば、個人情報の管理。患者さんのデータをデジタル化すると、管理がラクになる反面、セキュリティにも気を付けないといけません。データの漏洩なんて起こしたら大変ですからね。

それに、デジタル化を進めすぎて、人間味がなくなっちゃうのも問題です。整体院って、やっぱり人と人とのつながりが大切ですよね。デジタル技術に頼りすぎて、患者さんとの直接のコミュニケーションがおろそかになっちゃったら、本末転倒です。

だから、デジタル化を進めるときは、「患者さんにとって、本当に価値があるか?」ってことを、常に考えながら進めていく必要があります。

どこから始める?

僕は現状、以下の項目から始めようと思って(始めて)ます。

  1. 予約管理をデジタル化←Notion

  2. カルテをデータ化←Notion

  3. 公式LINEのやり取りを分析(新患のみ)←ChatGPT×Notion

まずはここから始めてみて、使い勝手や運用を”続けられるか”も確認していきたいと思います。

ただやっぱり大事なのは、「デジタル化すること」じゃなくて、「それを使って何ができるようになるか」「患者さんにどんな新しい価値を提供できるか」ってことを常に考えることだと思います。

まとめ

これからの時代、整体院経営も「DX化」していく必要があると思います。じゃないと生き残っていくのはかなり厳しくなっていくと僕は感じているから。

未来はどうなるかなんてわかりませんが、自分なりに考えながら、生き残るためにもがき続けます。


でわでわ、次回の記事で!

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奥村 龍晃@AI整体師
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