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紅茶の美味しい淹れ方を比較してみた
私は紅茶が好きだ。
リーフやティーバッグを常備し、週5日くらいは飲んでいる。
ティーバッグの場合、いつもの紅茶の淹れ方はこんな感じだ。
水道水を沸かす
カップにお湯を注いで温める
カップのお湯を一度捨てる
沸かしたお湯をカップに注ぎ、ティーバッグを入れ規定時間抽出する
太字の箇所が美味しさのポイントと言われている。
紅茶を美味しく抽出するには、硬水より軟水の方が良いらしく、軟水である日本の水道水が推奨される。また、汲みたての水道水には酸素を多く含むため、それも茶葉の成分抽出に一役買ってくれるのだそう。
カップを温めたほうが良いのは、紅茶は100℃に近いほどよく抽出されるから、との理由だそうだ。
しかし、それは本当だろうか?
実際のところ、そんなに変わらないのでは?
そう思ったので、実際に比べてみることにした。
比較条件
以下、3杯分の紅茶を入れて比較することとした。
※茶葉は全て、リプトンのイエローラベルティーバッグを用いる。
カップを温めずに淹れた紅茶(ぬるい紅茶)
浄水器を通して淹れた紅茶(浄水紅茶)
いつも通り淹れた紅茶(いつもの紅茶)
2.について、浄水器自体は使っても良いらしいが、浄水なしのシャワー水栓で水を汲んだ方が酸素がたくさん入るので、酸素量の比較ということで。
さっそく淹れていこう。
飲み比べてみる
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順番揃ってなくてすみません。
見た目上、ぬるい紅茶だけが薄く見える。
がカップの大きさのせいかもしれないので判断がつかない。
実際に飲んで比べてみよう。
1. ぬるい紅茶
…なるほど、薄い。良く言うとあっさりしている。
渋みなども出ていないので、飲みやすくはあるかもしれない。
また、淹れた瞬間から適温で飲みやすいのはメリットかも。
2. 浄水紅茶
うんうん、かなり味が濃くなった。
特に、ぬるい紅茶より渋みが強く出ている気がする。
ミルクティーとかにすると美味しそう。
3. いつもの紅茶
ほとんど浄水紅茶と変わらないが、ちょっとだけコクが強い気がする。
味の真ん中がある感じがする。
個人的には一番好きな味だった。
まとめ
さっぱり飲みたい人は、カップを温めなくても良いかも。
紅茶の渋みが苦手な人や、猫舌の人におすすめ。カップを温めると、紅茶のコクや渋みが強く出る。
紅茶の味が好きな方向け。あとミルクティーにする場合はこっち。水の酸素量ではそこまで違いがわからないものの、多いほうが良さそうではある。
ということで、カップの温め有無でかなり味が異なることがわかった。
皆様も普段とは異なる紅茶の淹れ方を試し、新しい味と出会ってみてはいかがでしょうか。