一緒に頑張る人の力になりたい。縁の下の力持ちとして働くことで見えた在宅医療の世界。
こんにちは!人財企画ユニット・原口です。
新年度から2週間近くが経過しましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
新生活への緊張疲れや気候の変化で体調を崩しやすい時期なので、健康には気を使っていきたいですね^^
今回の社員インタビューは、訪問スタッフの最強のパートナー部署と言っても過言ではない方をお招きしました!
1.スタッフ紹介
管理部門の社員インタビュー第二弾は財務経理ユニット・朝倉さんです!
<財務経理ユニット レセプト請求担当・朝倉さん>
クリニックや健診センターで経験を積み、2019年7月にリカバリーへ入社。
社内スタッフだけでなく、ケアマネジャーや医療機関との連携を図りながら毎月の正確な請求業務に邁進中。
2.入社の決め手は「事務職として最大限に寄り添いたい」という想い
---入社前はどんなことをしていた?
新卒ではIT関係の会社で営業事務職として勤務をしていました。
その後プログラム関係の会社に転職しましたが肌に合わず退職。医療業界に興味があったので、まずは派遣スタッフとしてクリニックや健診センター等で医療事務の経験を積んでいました。
---レセプト請求・医療事務の仕事を始めたきっかけは?
最初は資格があれば履歴書に書けるし強みになると思ったからです。
プログラム関係の会社を辞めたあとはアルバイトをしながら資格の勉強をして、そこから医療業界へ踏み込みました。
---リカバリーを選んでくれた理由は?
前の職場は派遣スタッフとして入社していたので、正社員として腰を据えて働きたいと思って転職活動を始めました。
その時に軸としていたのが「医療業界で探して変化が大きいところ」という点です。
前職含め医療業界で働くことは楽しいと感じていましたし、縁の下の力持ちのような存在になりたいと思っていました。
当初、訪問看護はまったく頭になくて。初めてだったけれどHPや社長の言葉をみて、在宅で自分らしく最期を迎える方への関わりや高齢化という社会課題への取り組みへの言及で訪問看護に携わっていきたいなと思ったのが大きな理由です。
---併願先はありましたか?
転職先を検討する段階では病院での仕事も視野に入れていました。
患者様とのやり取りが楽しかったこともあるので、もしリカバリーに出会えなかったら外来の事務をやっていたのかもしれません。
それでもリカバリーを選んだのは、リカバリーは利用者様やスタッフ一人ひとりにじっくり関わることができると感じたからです。
外来受付だと患者様と接する機会は多くはありませんし、健診センターの場合は同じ患者さんが再来院されるのは基本的に一年に一回だけであまり関わることがありませんでした。
その点で言えば、リカバリーでは同じ利用者様や関係機関からの電話を通して相手を知る機会が多いと思います。
---応募・入社前の不安はどんなこと?
訪問看護サービスは初めての業界で、保険制度や利用者様の情報把握など不安は沢山ありましたが、面接時に「入ってから学べば大丈夫」と言ってもらえたので安心できました。
---それは入社後どうなりましたか?
正直に言うと入社後の方が大変だったかもしれません。特に電話応対の多さやケアマネさんや各機関との関わりの難しさに驚きました。
そんな中、教育担当だったSさんが色々教えてくれて心強かったです。
一番印象に残っているのが管理部内の座席表をくれたことです。
座席表があることで、管理部内の他部署の人たちの名前を覚えられるだけではなく、「この電話はこの人に声を掛けてね」と伝えてくれたこともあり、受電時に慌てることなく、誰に何を言えば良いのかわかることや気遣いがとても有難かったです。
3.スタッフ一人ひとりとの信頼関係づくりで得た、一皮むけた瞬間
---入社時から今までに拠点数も倍以上に増え、レセチームの対応も変化した時期もありました。その中でご自身が「一皮むけた」と感じた瞬間について教えてください。
入社して2年目くらいで地方拠点の事務作業を本社に移管することが正式に決定しました。
地方拠点については、事務所開設時から現地の訪問スタッフみなさんが独自のフローで各種手続きをやってくれていましたが、一貫して本社対応に切り替える方針になりました。
レセプトチームとしては、これまで一貫して請け負ってくれていたことへの感謝と同時に、それぞれの拠点が工夫してくれていたフローをガラッと変えてしまうことへの申し訳無さも感じていました。
事務作業を本社で請け負うことで業務部の方が訪問に集中できたり地域連携に時間を割くことができるようになるメリットはありますが、それ以上に従来のフローを変えることに対する不安や懸念の声が多く上がったのも事実です。
そこから該当拠点のスタッフたちとお互いの意見を少しずつすり合わせたり、ミーティングを何度も重ねて不安をヒアリングすることで対応していきました。
ミーティングに対しても、こちらの提案を理解してもらえるように詳細な資料作りをはじめ、質問しやすいように専用のチャットルームを作成するなどの環境整備を意識しました。
それでもわかりづらいことは電話で対応したりすることで、できるだけリアルタイムに疑問や不安を解消することに努めました。
最終的にこちらからのフォローアップに対して「助かってます」と言ってもらえたことが嬉しかったです。
拠点ごとにフローも違えば不安に感じることも違ったので、1件1件対応して不安点を取り除くことに注力しました。
昨年末頃にやっと全拠点の事務対応を本社に移管できました。
---朝倉さんご自身は、どのような形でその出来事に貢献したり、力を発揮したのでしょうか?
私は主に資料や議事録の作成について、業務部の方が理解しやすい言葉や内容を議論の中で精査してブラッシュアップしていきました。
これが「相手にわかりやすく」をより強く意識し始めたタイミングだと思います。
---どうしてそこまで相手目線の作成を意識できたのですか?
業務部の方が丁寧に時間をかけてきた業務だからこそ、相手が納得しないとお互い信頼関係が生まれないし、信頼関係がない状態では仕事を任せてもらえないと思ったからです。
---朝倉さんの原動力となった「信念」や「想い」とは、一体何だと思いますか?
上司の杉山さんがいてくれたことが一番大きいと思います。
返答に困ったり、わからないことは何でも聞くことができ、細やかに対応してくださいました。
資料づくりにもたくさんアドバイスをくれて、初めてのことでも杉山さんのサポートがあったから取り組むことができました。
杉山さんの存在そのものが安心感に繋がっていたんだと思います。
元々私は同僚との関係性がモチベーションに繋がるタイプだったので、今回も杉山さんや同じレセプトチームのみんなが頑張っている姿に強く共感したのも大きかったです。
一緒に頑張っているメンバーや、強い不安を抱いているスタッフの力になりたいと思いました。
---今日のインタビューを通じて、あらためて気づいたこと、発見したことは何かありますか?
振り返ってみると、レセプトチームのメンバーが増えたことでやれることがどんどん増えてきたと思います。
入社当時のレセプトチームは人も少なく、チーム内でのコミュニケーションがほとんどありませんでした。
人の入れ替わりもある中で、優先順位をつける暇もなく目の前の仕事に追われていた時期が辛かったです。
そこからシステムや採用の体制も整って、新しい仲間も増えてきて、管理部内が明るくなりましたし心の余裕ができました。
資料作りに時間を割けたり仕事の中で楽しみを見つけられるようになって、チーム全体が良い方向に変わったと思います。
・最後に、応募を検討している方へメッセージ
リカバリーには問題解決に協力的で横のつながりが非常にあたたかく、スタッフ一人ひとりの向上心に寄り添って後押しをしてくれる環境があります。
自然とありがとうと口にできる人ばかりで、意欲的に仕事に取り組むことができました。
訪問スタッフの方も「事務員さん」ではなく、「レセプト担当の◯◯さん」と呼んでくださって、個人を尊重する風土の根付いたあたたかい会社です。
4.おわりに
社内では猫好きで有名な朝倉さん。
ご自宅では2匹の猫ちゃんと暮らしているそうで、いつも猫ちゃんたちの可愛らしいエピソードを聞かせてくれます(*^^*)
テキパキとレセプト業務をこなす朝倉さんからは「家に帰ると癒やしがあるから頑張れる」とおっしゃっていました。
丁寧な対応の原動力には、かわいい猫ちゃんがいたんですね!
リカバリーではバックオフィススタッフも募集しておりますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください(*^^*)