ライブっていいよねのお話
私はライブが好き
音楽のライブも好きだし
演劇も好き
LIVEって生だから
生き物だから
同じツアーでも何回も行ったりするのも好き
同じ構成で
同じようなセトリでも
ちょっとMCが違ったり
野外であれば
ちょっと風が吹くタイミングでイメ―ジが変わったり
救急車のサイレンが聞こえたり
観劇者の咳払いが聞こえたり
ちょっとセリフが飛んでしまったり
それがまた、スパイスになって
その時だけの演出になる
いい音、悪い音がその場には無くて
すべてがその時の瞬間を作りだす
とあるアーティストが言っていたけれど
ライブをしている瞬間が
最も生きていると感じると言っていた
それは見ているこちらも同じ
生もので
命を削っている
好きな人達を見れて
私も生きている”生”を感じる
それがとてもいい
明日ももう少し生きていこう
と思えるそんな気持ち
好きな人達には
ずっとずっと輝いて生きていてほしい
けれど
人間だから
ずっと輝いているなんて
無理なことも私は知っている
そういうところを見るのも好きだったりする
何ていうか
私は人間の事が好き
人間の事が好きで
どこが好きかというと
人間の綺麗なところというより
人間の泥臭さが好き
人間の感情のグラデーションに触れる感じ
裏腹な感情と
1色にならないグラデーション
そういう、小さな揺らぎとかが好き
それが垣間見える
LIVEが好きなんだと思う
なんの話?って感じだけれど
まぁ、要はLIVEで見える
人間臭さが好きなんだな
私は
その瞬間にしか見えない
魂の叫びというか
その瞬間で削られていく命を見るのが好き
今年のライブ予定は一旦落ち着いたけれど
来年も、ライブとか
演劇にもっとたくさん触れられる
1年にしたいな
今日も明日も
泥臭く命を削っていく
Lily.