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明日はプーシキン生誕225周年です。
1799年6月6日は、プーシキンの誕生日です。
明日から9日まで、ロシア連邦プスコフ州にある、国立記念プーシキン保護区域博物館《ミハイロフスコエ》で、
「プーシキンの詩とロシアの文化の記念日 第63回全ロシアプーシキンの詩の祭典」が開催されます。
この祭典のタイトルを読んで、ロシア人にとってプーシキンはやっぱり、絶対的に詩人なんだな、とあらためて思いました。つまりロシア人には、プーシキンの詩のことばは直接胸にとどいて、心がぶるぶるっと震えるんだろうなあと思いました。私にはそれは不可能ですが、プーシキンの詩を訳したり小説を読んだりしていると、心が落ち着き、明るくなるのを感じます。
6月はプーシキンお誕生日おめでとうの気持ちを込めて、プーシキンのスカースカ(民話詩)を翻訳したいと思います。
博物館のHPには4日間のイベントプログラムが載っています。けっこう充実しています。明日6月6日はなにをするのか知りたくてざっと訳しました。
12:00 - 13:30 プーシキン保護区域学術文化センターにて 文学研究室の活動開始
12:00 - 16:00 聖山ウスペンスキー修道院にて 時刻通りにプーシキンの墓前での祈祷
13:00 ミハイロフスコエの草地にて 芸術研究室の発表開始、プーシキンの作品をモチーフとした芸術公園の準備
10:00 - 17:00 プーシキン保護区域学術文化センターにて 展示《自然の感情、感情の本質。プーシキンの文学的景観》
12:00,14:00,16:00,18:00 ブグロヴォからミハイロフスコエの草地までの歩道にて 演劇研究室の児童劇
17:00 プーシキン通りサッヴァ・ヤムシコフ博物館にて ロシア芸術アカデミーモスクワ線画芸術作品の展覧会
19:00 聖山ウスペンスキー修道院にて 全ロシア国立大学の学生による文学・詩作品