【仕事】サマリーを郵送しない理由
おはようございます。
今日の結論は「時間が経つほど価値が落ちる情報を把握しよう」です。
仕事(訪問看護)についての内容です。
訪問看護サマリーとは
利用者さんが入院した際に、医療機関にお渡しする書類です。
患者背景や生活状況、療養の経過などを要約したものです。
サマリーを読むことによって、病院スタッフは…
・患者背景や全体像がわかる
・疾患の治療状況や経過がわかる
・退院時に必要な能力や環境がわかる
などのメリットがあります。
サマリーの価値が最大となるのはいつか
訪問看護サマリーの情報が最も活躍するのはいつでしょうか?
・アナムネをとるとき(入院決定後すぐ)
・申し送りをするとき(夕方〜翌朝の勤務交代時)
・リハビリ開始のとき(入院決定後すぐ〜翌日ごろ)
※ アナムネ:入院時に患者・家族から情報を聞くこと
入院〜翌朝くらいが、もっともサマリーが読まれるタイミングです。
入院3日目にサマリーが届いても、あまり多くの人に読まれません。
本人・家族・ケアマネージャーさん等からある程度の情報が得られていて、相対的な「情報の価値」が下がっているからです。
※記載内容の絶対的な価値ではなく、受け手にとっての相対的な価値が下がっているから、多くの人に注意深く読まれにくいという意味です。
情報の価値を最大化する
入院が決まった時点から、サマリーの価値は徐々に落ちていきます。
なので、僕はめったにサマリーを郵送しません。
基本的に「急いで作って当日中に持参する」の一択です。
※ 厄介な感染症が流行して持参できない等の場合を除きます。
「この情報の価値が最大となるのはいつか?」や
「この情報は時間が経つと価値が変わるのか?」という視点は大事ですね。
という話でした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日も素敵な一日をお過ごしください✨
頂戴したサポートは「眼鏡オジサンになる日」を日本記念日協会に登録する費用(15万円)に充てられる可能性がありますので、ご注意ください。