質問しようとすると、逆に話が聞き取れなくなる要領の悪さなんとかしたい
*昔から言いたい事を相手に分かりやすく、簡潔にスパッと伝えられない。
*瞬時に丁度良い言葉の返しができない。
*自分の事を話すの漠然としてて苦手。
*もちろん自己紹介も苦手。
頷きや同調、何か話してて目的があったり、仕事の話だったり、共通のテーマがあれば話せるのに、自分の事を話してみて下さい、聞かせて下さい。と言われると無駄にまとまりなく何を自分でも言ってるのか分からなくなってしまう。
自分の考えというかそもそも自分から物事を考ようとしてなかったのかも。そこからどう自分が感じた、何を思った、どうしてそこはそうなるのか?
みたいな思考が止まる事がよくあった。
これも受け身の性格の弊害なんだろか。
それで、何か適当な事を言って終わらしてた気がする。なんかすごい勿体無い事してる自覚はあった。
例えば講義とか聞くとさ、
教授が話終わった後に
「何か質問ある人あったら聞いてくださいね」
で、手を挙げて即座に素晴らしい視点の質問できる人何なん?って昔から思ってた。
①話を聴く→②質問をする前提で考えながら聞く→③まとめる→④質問する っていう思考なのかしら?
教授話してる事をじっくり聴きたいから、その話してる間に疑問点や質問を持つって発想にそもそもならなくて、質問をするなら、何か完璧なものにしないと側から笑われそうっていう何故か世間体を気にし出して考えすぎてしまう思考になってしまうので、結局いつも質問できなくて終わるって言うパターンいつも多め。
でも、前にこんな出来事があって。
とある座談会で同い年くらいの大人しそうな女性が、
こんな質問して良いのか分からないんですけど…
〜〜〜って事が私の経験であって◯◯さんのお話し聞いて、〜だと思いました。◯◯さんはどう思いますか?
って、多分私と同じように言葉を上手く使いこなすのが苦手で、質問というか感想に近いような簡潔じゃない文。(緊張するよね質問って😭)
ただ、◯◯さんのお話を聞いて、自分の経験談から〜思いました。という気付きや違いがあったことを相手に遠回しに伝えてる。
質問って、考えすぎてたけど、不恰好な形でも難しくない言葉を無理に引用して使わなくても、自分が気になる事を聞くだけで良いのかなって気がした。
(質問というか会話の問いがちょっと長い版というか。)
そして、彼女のおそるおそる質問した勇気は、私に共感と勇気を伝染させてくれた。
そしても私も次のターンに、勇気を出して感想のような質問のようなよく分からない事を伝えてみた。見切り発車すぎて、最初言葉になってなかったけど、何とか話しながら無理矢理質問の形に持ってく事ができた。
"喋りながら訂正してくスタイルもありかも?"
そして、先生がその問いに答えてくれて、腑に落ちる回答があった時、初めて質問して良かったぁ…!
めっちゃ震えて緊張したけどぉ…!!
と終わった後に謎の達成感と安堵が、私の身体を温かく満たしました。
"あー、質問して良かった!!"
まぁ、多分この座談会は15人くらいの小規模で、お互いにテーブルを囲んで距離も近かったので発言できたというはありますね。
これが聴衆100〜300人レベルの大学の有名な教授への質問だったら、多分萎縮して何もできないかもです。笑
別に講義を一言一句全部聞かなくてはいけない訳ではないし、誰もそんな事言ってないし、メモを必ず取らないといけない訳でもない。
その講義や話の中で、自分にとって興味深いなってポイントや新しい気付きがあれば、インプットだけでも良い。
その上でアドバイスや助言をその話が関連する範囲でその道のエキスパート(教授や先生)に質問をするのが良いんだろうなって思った。
そして最初は感想みたいな質問でも良いと思う。
というか感想を言葉にして大勢の前で言えるのでもすごいと思う。ただ、前置きで感想なんですが…ってワンクッション置くのもいいと思う。
とにかく周りと比べて同じように、質問しようと思っても相手の思考回路は自分と違うし、同じにしなくても自分が知りたい事を聞けばいい。
【自分の意見を持つ、伝える】ためには、
*まず相手への興味関心
*自分の過去の経験とのリンク
*言葉にして吐き出す
それを瞬時に言葉で完璧に言おうとせず、幼稚でも不恰好でもまとめていく練習が大切だ。
いつか自分が紡ぎ出した言葉で、相手に勇気や感動を与えられたらどんなに嬉しいんだろう。
そう思いながら最近は色んな方のnote読んで心に残る文章を参考にしてます。文章見習いって感じ。
ではまた。