Vol.29 現場にトレーナーって必要?

今回のテーマは【スポーツ現場にトレーナーって必要?】ってことに関して、完全に個人的な意見をお話しようと思います。

こいつ、どんなこと言うんやろ?って少しでも興味を持っていただければ読み進めて下さい。


はい、ではでは早速結論からいきましょう!

私はスポーツ現場にトレーナーって必要ですか?と聞かれたらこう答えます。

【 時と場合による 】


えっ!?!?!?

ってなりますよね。はい、すみません。

でも、本当この通りなんですよ。

というのも、やっぱりトレーナーって括りは枠が大き過ぎる。


さらに、メディカルトレーナーなら?と聞かれても答えは同じ。

【 時と場合による 】になりますね。

これまたなぜかというと、種目にもよるし、競技特性にもよるからです。

私はラグビーが大好きなんです。だからトレーナーとして活動するときもラグビーの時はいつも以上にテンションが上がってしまいます。

そんなラグビーのトレーナー。種目をラグビーと決めてしまっても返答は変わらないです。

ラグビーの中でも、トレーナーがいるべきタイミングと必要ではないタイミングがあると思っています。もちろん常時いることに越したことはないですけどね!


こんなことを言うと、トレーナーとして頑張っていこう!と思っている方の士気が下がっちゃいますね。すみません。

でも、もう一回言わせて下さい!

【 時と場合による 】なんです!本当に必要な時はめちゃめちゃ大事な存在なんです。


先日、とあるラグビーチームにトレーナー帯同させてもらった時にヘッドコーチに尋ねました。

Q, トレーナーが不在の時はコンタクト練習しないんですか?

A, 僕がHCをしている限り、(トレーナーが不在の状態では)絶対にコンタクト練習はさせないです。


この意味わかりますか?

ラグビーってめちゃめちゃ激しいスポーツなんですよ。もし見たことなければYouTubeで見てみて下さい。

ちなみにこれは怪我がなく、綺麗にタックルが入っているシーンです。

(えげつないのが見れて、興味がある方は「ラグビー 怪我」とかで検索してみて下さい。)


こんなプレーが日常茶飯事なスポーツなんですが、これって試合の時だけだと思いますか?もちろん練習も激しくないと試合でこんなプレーできませんよね。

でも、トレーナーがいないとコンタクト練習はしないんですよ。

仮に、コンタクト練習なしで試合をするとどうなるでしょう?

普段していないことを100%のパワーでするってことなので、それはもう怪我のリスクは上がりまくりですよね。

そうなるとやっぱり練習でもコンタクト練習は取り入れたい。でもトレーナーがいないとそれができない。

こんな状況なんです、スポーツ現場って。

もちろん強いチームになればなるほど環境は整うでしょう。では環境が整っていないチームはどうなりますか?

今回お世話になったチームのHCは、選手のことを思っているからこその方針なんです。

他のチームではそもそもトレーナーなんか呼べる環境じゃないチームもあるんです。

そんなチームほど、安全が確保されていない状況でも激しいプレーをせざるを得ないんです。

そうなればもちろん怪我も増えるし、アクシデントの体温力も落ちちゃいます。

結果的に一番苦しむのは選手なんですよね。選手生命を絶たれてしまう選手もいるんです。

そんな現状を見ると、やっぱり怪我を診れるトレーナーが必要だと私は思います。


でも、スポーツ界もトレーナー界もまだまだ余裕がないんです。だから満足のいくトレーナー配置ができないんです。

本当に「各チームにトレーナーが必ずついている」のが当たり前になる日を心から願っています。

そのためにトレーナーがもっと増えてほしいし、魅力的な活動だと言うことを広めていきます!


今回はかなり個人的なお話になってしまいました。すみません。

この記事を読んでくれたあなたは、きっとこの業界に興味があるのだと思います。

不安なこともあると思いますが、一緒に盛り上げて、安全にスポーツができる環境づくりを目指していただければ嬉しいです!


こんな私と仲良くしてくれると言う方はぜひコメントもしくはインスタでDMいただければなと思います。

DMを下さる場合は、note見たよと行っていただけると助かります!

どうぞよろしくお願いします。

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