Vol.33 いつ怪我をみれる?

今回は怪我をみる機会についてお話します。

私は柔整の資格取得後の3年間で約100症例の骨折や脱臼に携わる機会がありました。ちなみに、整骨院で診たのは1件だけ。その1件もお互い別の場所にいて連絡が入ったので、じゃあ整骨院で待ち合わせようというものでした。なので実質0みたいなものですね。

では私はどこでこんなにもたくさんの怪我に出会うことができたのか?

それは怪我が起こりうる場所に行っていたからなんです。

みなさんはどんなところで怪我が起こりやすいと思いますか?また、どんな人が怪我しやすいと思いますか?

私が目をつけたのはスポーツ現場です。もちろん私自身スポーツが好きなのと、スポーツに携わりたいという思いも持ち合わせていましたが、やっぱりスポーツ現場が怪我の多い場所だろうと思いました。

そこで私のしたことは、まず初めにスポーツに携われる環境を作ろうとしました。

そして繋がることができたラグビーチーム。これがまた怪我が多いんですよ。みんな本気でぶつかり合うので、そら怪我しますよね。

このチームは完全に個人的に契約していただいてトレーナーとして活動していました。

他にも、職場からの派遣というような形で活動していたのは、各種スポーツの大会救護スタッフ。これもまた、たくさんの怪我と出会ういい機会なのでおすすめ。

ただ、この活動は誰かがしていることがほとんどなので、その方達と仲良くしていく必要があるかと思います。

私が主に救護スタッフとして携わったのは、柔道、レスリング、総合格闘技、バスケ、サッカー、ドッヂボールなどなど。

その中でもやっぱり柔道は怪我が多いですね。

このように、自ら怪我が起こりうる環境に身を置くことで、怪我との遭遇率も上がり、経験を積むチャンスが出てくるのです。

もしあなたが、怪我をみたいと思うのならば、休みを返上してどこかの体育館に行ってみることをオススメします!

今はコロナの影響で大会なども中止が相次いでいますが、再開し始めている種目もあるので要チェック。


そして何より大切なのは準備。

この種目だとこんな怪我が起こりやすい、そしたらこの処置をしよう。だとするならば、この道具が必要だな。というような感じでイメトレしてみましょう。

そして一度必要な道具をまとめて下さい。

本当にたくさんの道具が必要になってくるんです。でも持参できるものは限られてきます。

その限られた道具の中でなんとか処置できるようにイメージするのもまた大事なことです。

とりあえずたくさんイメージして下さい!そしてそれを実現するにはどこにいくのが良いのか考えて見ましょう。

それができれば、あとはやるだけ!!!



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