お客さんと話しているとき、ふいに新しい発見や気づきや問いをもらうことがある。 やりがいよりも生きがいのある人生を。 親が子供に言ったという言葉になるほどと思った。…
料理人という職業は時に華々しく表の舞台にも立つことができる。 業界に身を置く以上、シェフとして名が知れた著名な人を何人かは知っている。 三國さんもそのうちの一人だ…
先日、料理家の冷水希三子さんの食事会に参加してきた。 料理教室ではなく、お家に招かれてごはんをいただくという趣旨の食事会だった。 ミーハーなタイプではないので著名…
前から不思議なのは、コンプライアンス等が厳しくなって世の中の表向きな発言は慎重になっていく方向なのに、インターネット上や文学の世界では生々しい描写が許されていた…
底辺職業にはいつも飲食業界がランキングに入っている。 底辺という言葉を使いそれをカテゴリー分けしてしまうのも問題だけど、テレビのような大きなメディアで取り上げて…
たとえば結婚はするものと思っている人はまだまだ多いと思う。 キラキラした幸福のイメージが先行する男女の慕情はいつの時代も普遍的なコンテンツだ。 でも結ばれることが…
REATABLE
2023年9月1日 17:28
お客さんと話しているとき、ふいに新しい発見や気づきや問いをもらうことがある。やりがいよりも生きがいのある人生を。親が子供に言ったという言葉になるほどと思った。やりがいとは主に仕事などの局面で使われることが多い。生きがいとはまさに自分の人生が主体となっている。それは時間軸の問題かもしれない。やりがいは短期的だし、生きがいは長期的だ。生きがいはやりがいを包括しているような気もする。自
2023年8月30日 16:40
料理人という職業は時に華々しく表の舞台にも立つことができる。業界に身を置く以上、シェフとして名が知れた著名な人を何人かは知っている。三國さんもそのうちの一人だ。時代背景的にも厨房の中での暴力が横行していた中で、上へ這い上がっていくバイタリティは並大抵の人にはできない。技術とセンスと体力と根性と。一流と呼ばれる人は本当にすごい精神力だと思う。この本にはそんな時代を駆け抜けた軌跡が綴られて
2023年8月28日 19:10
先日、料理家の冷水希三子さんの食事会に参加してきた。料理教室ではなく、お家に招かれてごはんをいただくという趣旨の食事会だった。ミーハーなタイプではないので著名な方と会えること自体には、そんなに緊張はしなかったけれど、このような機会は初めてだったので楽しみにしていた。他の参加者がどのような動機で来ていたのかはわからないけど、だれか特定の人が作る料理を食べに行くという行為そのものは、外食というよ
2023年8月15日 18:27
前から不思議なのは、コンプライアンス等が厳しくなって世の中の表向きな発言は慎重になっていく方向なのに、インターネット上や文学の世界では生々しい描写が許されていたりすること。特に性的なコンテンツが老若男女問わずたくさんの人に届くようになったと思う。昔なら必死で作戦を考え周りの目を盗み鑑賞していたものも、今なら手軽に手元で手に入る。大人になる上で正しい性教育というのはとても大事なことなので、早い
2023年8月13日 17:24
底辺職業にはいつも飲食業界がランキングに入っている。底辺という言葉を使いそれをカテゴリー分けしてしまうのも問題だけど、テレビのような大きなメディアで取り上げてしまう品のなさが今の社会の有り様を表していると思う。たとえそれが良くないことだとわかっていたとしても注目を集めて議論させて認知を上げて利益を得る、みたいな悪循環は枚挙にいとまがない。底辺職業とは主にこういったもの。土木・建設作業員、
2023年8月11日 20:40
たとえば結婚はするものと思っている人はまだまだ多いと思う。キラキラした幸福のイメージが先行する男女の慕情はいつの時代も普遍的なコンテンツだ。でも結ばれることが幸せ、と結婚することの幸せは少し違っていて、結婚はあくまでも社会が整えた制度にすぎない。今結婚する人が少ないことや離婚する人が多いことは、誰のせいでもなく社会背景の影響が大きいだろう。働き方の変化やエンタメの充実、フェミニズムの台頭