【SSW26:WORKS】様々な楽器の特性を生かした、元気と癒しを与える楽曲群
シンガーソングライター×ライバーとして幅広く活躍する、ちょねさゆ。ピアノやウクレレ、三線の弾き語りなど多彩な演奏を聴かせる彼女の曲作りや、代表曲について聞いた。。
『生きる』『感謝』『笑顔』を柱にした楽曲作り
ちょねさゆは、ピアノ、三線、ウクレレという三つの楽器で弾き語りをしている。
「小学2年生から大学に入るまでクラシックピアノを習っていましたが、弾き語りは独学です。ライブで披露できるようになったのは、2017年ごろでした。三線と出会ったのは石垣島でサバイバルをしたときです。ウクレレを始めたのも、同じ時期でした」。
遠征が多い彼女は、持ち運びに便利な三線やウクレレを重宝している。
「音色が違うので、表現の幅も広がっています。それぞれに代表曲を作ってこれたのは、ありがたいですね」。
曲を作るときは、歌詞とメロディが同時に降りてくる。
「どちらかといえば、メロディが優先です。お風呂に入っているときとか、散歩中とか、閃いたらすぐボイスレコーダーで録ります」。
歌詞は、日常の気づきが基になることが多い。
「普段の出来事や、思ったことをメモっておいて、『曲作るぞ!』ってときに引っ張り出します。自分の経験や周りの人のエピソードをもとに色んな内容の曲を作っていますが、根本にある大きなテーマは、『生きる』『感謝』『笑顔』の3つです」。
音楽活動を始めた当初から、根本的な部分は変わっていない。
「昔は『天真爛漫!元気娘!』ってキャッチコピーでしたが、最近は『癒される』と言ってもらえることも増えてきました」。
成長を続ける彼女の今後に期待したい。
バラエティ豊かな楽曲の数々
「毎年10~12曲くらい、新曲をリリースしています」と語る、ちょねさゆ。新曲はシングルとして期間限定で販売し、定期的にベストアルバムを制作している。最新作の『Single Best 3』は、2022年11月2日発売、9曲入りで3,000円だ。
「ライブ会場では、シングルと、ミニアルバムと、ベストアルバムと、常に10種類くらいのCDを販売しています」。
そんな彼女の代表的な楽曲について訊いてみた。
一曲目は、17年から歌い続けている『走れ!』だ。
「元気をもらえるとか、楽しいって感想をくれる人が多いですね。私のファンは、音楽をじっくり聴きたい方と、ちょねさゆそのものを応援してくれている方に分かれるのですが、両方に好かれている楽曲です」。
二曲目は、20年に制作した『光を見つめて』。
「自然を大切に、共に生きるというテーマで書いた曲です。みんなが深呼吸をできるように、『あなたも自然のままで、等身大でいいんだよ』ってメッセージを込めました」。屋久島の縄文杉のもとで、過酷なロケをして撮影したというMusic Videoにも注目だ。
21年にリリースした『てぃだぬひかり』は、ウチナーグチのタイトルと三線の音色が相まって、郷愁を感じさせるバラードだ。
「『てぃだ』は、沖縄の言葉で『太陽』を意味します。今、ファンに一番人気の曲ですね。『癒される』と言ってもらえます」。
最後の『Start line』は、22年に発表した、新生活応援ソングだ。
「『一番の君の味方は君自身だよ』って伝えたくて、作った曲です。大阪から上京を目指している女の子が、就活を頑張っている姿にインスピレーションを受けました。過去はやり直せないし、いくら悔やんでも変えられないけど、スタートラインは何度でも引き直せます」。
元気いっぱいのアップチューンから心に染みるバラードまで、バラエティ豊かな楽曲群のなかには、きっと、あなたの心を掴む一曲があるはずだ。
text:momiji
Information
オンラインストアにて各種CD、グッズ等販売中!
各サブスクリプションサービスにて音源配信中
2023.8.12(Sat) open 17:30 / start 18:00
ちょねさゆ Birthday one man live
[会場]銀座Miiya Cafe(東京都中央区銀座6-3-16 泰明ビル 4F)
[料金]普通3500円 /指定6000円 / 学割2500円 (1D別)
[出演]ちょねさゆ support Pf.西寿菜 Vn.ぱなえ
2023.8.13(Sun) open 17:30 / start 18:15
ちょねさゆ生誕祭
[会場]秋葉原Club Goodman(東京都千代田区神田佐久間河岸55 B1)
[料金]普通3500円 /指定6000円 / 学割2500円 (1D別)
[出演]ちょねさゆ / 平野里沙 / 澪 / 加藤梨菜
support Pf.西寿菜 Gt.真庭レイモン Dr. しらたま Ba. 武田直之