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アクションの技と手04:手とは何か?

石田憲一
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<手とは何か?>
●手とは、アクション的には立回りの振り付けを指す概念である
●だから立回りで使用される技に相当する動きは、全て手であると考えるべき
●立回りにおける振り付け=手とは、攻撃する側の動作だけでなく、それを受けるやられる側の動作もセットで構成されたものである
●つまり【攻撃+受け】がセットとなっている、立回り独自の概念であるため、異分野には理解し難いものとなっている
●それだけでなく、アクション関係者でさえ、ついつい忘れがちになってしまう傾向にあるのは、技に拘ってしまうから
●立回りにおける技とは、それを受ける側が、やられる、避ける、防ぐなどの反応ができるものでなくてはならない
●アクション的には、立回りの中で使える技が、すなわち手であり、立回りの手の中から一つの動作を切り出したものが技である、という関係にある
●単なる技だけを練習することは、その多くが無駄になる可能性が高いため、常に手であることを意識した練習が必要である

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