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アクションのハードコア03:手の真実

石田憲一
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<手の真実>
●殺陣師に付いて学ばなければならない理由。=自己流や武術経験だけでは不十分なわけ。=手の真実
●振付けには、三種類ある。殺陣と立回りの峻別は、そこに理由がある。
●=殺陣は、全体を動かし形態を制御する系の型。立回りは、個人レベルの格闘動作。
●知れば知るほど分かる、日本式クラシカル・ハンドリングの凄味。これが一つ目。
●二つ目は、格闘技的コンビネーション。これは現代的なリアリズム要素を入れる際には必要かつ有効。
●=これをコンビネーション・ハンドリング(仮)としておく。
●三つ目は、アドバンスド・ハンドリング。これは立回り領域に含まれる概念。
●格闘表現においては、圧倒的に不利な状況にある主人公を勝たせねばならない。そのためには、相手の裏をかき、まともな格闘セオリーから外れた奇想天外な動きで逆転するしかない。ここで要求されるのは、主人公の知恵であり、それを形にしたハンドリングである。
●ここにハンドリングの最大の創作性があるのだが、ここを単なる面白い動き、と単純解釈することで、デタラメが蔓延することになる。これは欧米人の振付けに多く見られるものだ。

そんな話をしています。

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