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アクションと能力01:アクションの誕生

石田憲一
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<アクションの誕生>
●第一段階
●はじめは、もともと身体能力の高い人が、それを駆使して、要求される表現に対応していた。
●その場合、身につけた技術は直接は役に立たないこともあった。
●従って具体的技術ではなく、高い身体能力で対応していたのである。
●これが無空につながっていく。

アクション領域論
●アクションの基本形をどこに設定するか。
●等身大の人間ができる限界ギリギリの境界を基準とする。
●理由=共感が得られ、ハラハラドキドキが最高値となるから。
●専門家の場合、凄いけど、できて当たり前、勝って当たり前という印象が強くなる。
●そこで専門家の敵と、等身大の主人公が闘う時、それに勝つためには、意表を突いた奇想天外の闘い方が必要となる。
●それは構成を含むもので、手=振付けの重要性は、ここにあるわけだ。
●これが手=ハンディングは、単なるコンビネーションではないということの真意である。
●そして専門技術を身につけることではなく、等身大の範囲で身体能力を高めることの方が、むしろアクション的には価値が高いだけでなく、広がりもあるのだ。

そんな話をしています。

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