●ある目的を達成するために、能動的な意識で形を作ることを行なった動作が、一つの目的に集約された、全身の協調を伴う場合、その動作を技という。
●技とは、一つの目的に集約された、全身の協調を伴う動作。
●ある目的を達成するために、能動的な意識で形を作ることを行なった動作であり、日常動作のような、結果的にある特定の形態が表出される場合は、技とは言わない
そんなことを話しています。
技と手の識別
技と手の違いを理解することが、アクション上達の秘訣
技だけでは全く通用しないのが、本来のアクションの世界、立回りの世界
とはいえ、技が脆弱でも見栄えがしないのも事実
そこで双方の長所を活かすのが、正しい方法である
そんなことを話しています。
アンナチュラルとは何か?
ナチュラルは自然な動き
アンナチュラルは不自然な動き
不自然な動きだからこそ非日常ゆえ見世物になる
そんなことを話しています
なぜアクション表現が生まれたのか?
それは臨場感を高めるため
危険なシーン、命に関わるシーンの導入
そのための究極的方法論が俳優の自演
だから吹き替えが否定されたところにアクション表現の誕生がある
つまり主役の吹き替えスタントマンは、最小限であるべき=できれば必要ない
撮影技法と編集も理想は臨場感MAX
パフォーマンスとその方法論だけを生かし、吹き替えで再現する手法は、退化した表現である
身体表現としてのアクションなら、パフォーマンスの向上はOKだが、映像表現の場合それだけでは不十分=本人がやらなければ無意味&表現として成立しない=アクションではない
そんなことを話しています。
発想の土台
キックを挟んで、プロセスを3分割する
キック=膝の屈伸(特に伸展)
プレ・キック=蹴り動作の開始から膝の屈曲まで
ポスト・キック=膝の伸展から蹴り足の着地まで
そんなことを話しています。