番外編 「想像するが創造する」
自分の中にある「?」を創造する。
もしも「母子手帳がなかったら」
自分の中に根付いた「命」を実感しようとするのかな・・・
あなた
との時間を過ごしてのちに、体の変化があって。
ふと気づく「命」の鼓動。
すんなり受け止められるかな。
ちょっと戸惑ってしまうかな。
それでも何か自分の中に生まれる感情をじっくり味わってじっくり考えてじっくり楽しむのかな。
少しづつ少しづつ受け入れて行って、肌の変化や、髪質の変化や、むくみや睡魔に襲われつつも、ふっくらしてくる自分の腹部に、愛情を思うのかしら。
戸惑いが続くかしら。
どんどんどんどん変化していく自分の体に何を思うのだろうか。
母子手帳
「鉄分が足りていないですね」「運動が足りていないですね」「安静にしていますか」血液検査で出てくる「数値」に何かを支配される。
自分の体の変化ではなくて。
「数字」に感情を変化させられていないのだろうか。
「数値」に自分の体を判断されていないだろうか。
自分の感覚を他人に評価させてはいないだろうか・・・
母子手帳
統計の数字がなかった頃。
お腹を見てくれる「先生」は近所のおばあちゃんだった。
様子を伺ってくれるのは近所のお姉さんたちだった。
経験している人が経験していない人に伝える。
女性の体を女性達で学び合う。
「先生様」に何かを求めるのではなく。
自分力
を上げる。
知識を得るために様々な人に会う。
誰かの言葉は「情報」として聞く。
全てをその言葉に縛られない。
個人力を上げる
それが容易く出来るには
疑問を持ち、行動すること。
自分の体の答えを誰かの言葉に頼らなくて済むように。
自分自身に繋がる。。