見出し画像

Z世代が見る世界観

こんにちは!
3年後のミスマッチをなくす!!
ジョブトラ@人事アカデミーです。

今回は、採用担当者の「顧客」である学生が見る世界についてです。

この記事を読むと、、、
●Z世代の大切にしていること、価値観を理解できます。
●学生への有効なアプローチ、母集団形成のポイントが抑えられます。

皆様ご存じの通り、
これまでの全体最適・マス向けの採用活動から、新たな採用活動の在り方が求められるようになりました。

さらに、経産省、文科省、厚労省の定める「インターンシップの推進に当たっての異本的考え方」のルール改正により、大手企業の選考解禁が前倒しとなったのが2022年。
就活の早期化は今後も強まることが予想されます。
だからこそ、「学生の見る世界」を採用側が知ることがポイントとなります。

Z世代が見ている世界観

メディアと接触機会が多くなる思春期に、ネットやスマホが普及してきたのがZ世代です。
その特徴は、大きく3つあります。

①個別最適化=パーソナライゼーション
②自分らしさ=価値観への共感
③膨大な情報と無意識下での多様な体験

①個別最適化=パーソナライゼーション

「初めて持ったのがスマホ」という学生がほとんどで、
SNSの利用を通して一人ひとりの属性や行動履歴などに応じて最適な情報やサービスを提供されることが前提となっています。

無意識のうちに自分の興味のある情報が提供されてきた時代背景は、就活にも影響し、これまでの就活の柱だった学生のナビサイト離れに繋がっています。

同時に、多種多様な就活サービスで溢れる中、学生からすると企業と接点を持つことが容易となっており、ただ接点を持てるだけでは無価値と判断をされ目もくれません。

②自分らしさ=価値観への共感

Z世代は「自己承認欲求」「発信欲求」が強く、
「共感」が大きなポイントとなり、多くの選択肢から自分の価値観にハマるコンテンツに惹かれる傾向があります。

③膨大な情報と無意識下での多様な体験

情報環境の前提として、以下のような特徴があげられます。

Z世代以前:TVや雑誌、新聞など、マスメディアが中心。
      自分の興味関心に関係なく触れる。
Z世代:インスタやTikTok、動画配信サービスなど、SNSが中心。
    自分の興味関心がある情報を中心に触れる。

購買プロセスも、これまでの直線型から回遊型に変化しています。

直線型では、情報接触で自分の興味を判断し検索検討を経て購入でしたが、
回遊型では、自分向けにカスタマイズされた膨大な情報から、無意識下も含め複合・複雑的に接点を持ち購入にいたります。

SNSや口コミから購入の判断をすることもこちらに当たります。

Z世代で抑えるべきポイント


最初に、抑えるべきポイントの共通点をお伝えします!



時間がかかります!
手間がかかります!
効率が悪いです!


なぜか、、、?

それは、
自社の価値観、方向性を強く発信し、
好意を示してくれている学生、好意を示してくれそうな学生を大切にし、
ファンにしていく必要があるから
、です。


「比較されないファン作り=Fan Make Recruiting」がポイントとなります。

プロ野球チームやビールのメーカー、日用品やアパレルなど、様々なものに”ファン”が存在しますが、どれも全体数の10~30%がファンとして存在します。

採用活動においても、全接触学生の約20%がファンと考えるのが妥当です。

少数のファンの支持を強くするためにどうするのか?


次回は、「比較されないファン作り=Fan Make Recruiting」についてお伝えします!

この記事が参加している募集