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リーディングマーク × リアライブ 業務提携開始。ミスマッチをなくすため、唯一無二となる採用活動の新たな仕組みをつくる


株式会社リーディングマーク
代表取締役 飯田悠司(写真右)

1985年横浜市生まれ、東京大学経済学部卒業
仕事にやりがいを感じる日本人が18%しかいない、という現状に危機感を感じ、起業を決意。「仕事にやりがいを感じる人を増やし、人の自己実現を支援する」ことを目指して、2008年1月に株式会社ist(現在、株式会社リーディングマーク)を創業。代表取締役に就任。

株式会社リアライブ
代表取締役 柳田将司(写真左)
1982年兵庫県生まれ。
同志社大学在学中に、起業家団体立ち上げ、300人キャンプ企画運営責任者、海外28カ国をバックパック一つで放浪、タイの衣類・雑貨輸入販売、リサイクルショップの立ち上げ、2社の会社設立に参画など、様々なことに挑戦。

大学生向け就職支援塾「内定塾」を立ち上げ、2年間で約1,000名の学生を集客し、業界最大手に成長させる。しかし、企業・学生双方の現場を見て、このままでは入社後のミスマッチはなくならないと痛烈に実感。就職活動の仕組みを変革しなければ根本的な解決にはならないと考え、2012年株式会社リアライブを設立。企業側には採用・育成支援、大学・学生側にはキャリア・就職支援を行う。

2021年6月1日(火)よりリアライブはリーディングマーク社との業務提携を開始しました。

本noteでは、業務提携に至った背景や今後の展望について、リーディングマークの飯田社長とリアライブの柳田社長にお話をお伺いしました。

今回の業務提携は、柳田社長から打診したと伺いましたが、いつ頃から検討されていたのですか?


柳田:2021年の2月下旬くらいですね。提携打診のきっかけとなったのは、弊社でミキワメを導入しており、社員と過去の退職者全員を対象に、ハイパフォーマー・ローパフォーマー・退職者の適性分析をしたところ、一定の傾向値が出たんですね。その結果を見たときに驚くほど当たっていたことが衝撃的だったんです。

検査結果と、これまでの弊社社員遍歴の整合性の高さを見て、ミキワメの良さをもっと広めていきたいと思ったと同時に、この性格可視化技術を用いて、弊社の企業理念である「入社3年後のミスマッチをなくす」を実現するためにリーディングマークさんと何かお取組みができないか、とご相談しました。

柳田社長から業務提携を打診された時、率直にどう感じましたか?


飯田:「入社3年後のミスマッチをなくす」というリアライブさんの企業理念と、そのためのお取組みの数々は以前から素晴らしいと思っておりましたし、非常に共感しておりました。柳田さんから「ミキワメを企業様と学生さんとのマッチングでも活用していきたい」とお話をいただいたときに、むしろ我々からお願いしたいと感じました。

弊社では「人々の自己実現を支援する」という想いのもと、1人ひとりが活躍できる仕事に就き、より良い人生を歩めるような支援をしていきたいと、2008年の学生起業以来ずっと活動してきました。リアライブさんとはプロセスは異なりますが、目指している世界観は近いと感じていました。

そのため、リアライブさんのサービスを活用している企業様と学生さんの力になれると確信し、ほぼ即決で業務提携をお願いさせていただきました。実は今回のような業務提携は弊社としては初めての取り組みとなりました。

リーディングマークさんが業務提携をされたのはリアライブが始めてだったのですね。他社様からのオファーも多かったのではないですか?


飯田:正直多かったですね。しかし、ミキワメのようにデータを扱うビジネスは扱う人によって毒にも薬にもなるんですよね。データの解釈を誤ったり、悪い使い方をしてしまったりするほど危険なことはありませんので。リアライブさんであれば、「入社3年後のミスマッチをなくす」という目的のために、正しくミキワメを使っていただけると確信できましたので、すぐに業務提携をお願いしたいとお伝えしました。

柳田:知見がない人がデータを扱うと非常に危険ですよね。だからこそ、知見がある人がデータを扱わないといけない。そのため今は、弊社社員が受注した案件も含めて、ミキワメの納品はすべて私が関与しています。御社では山田さん(ミキワメ事業の責任者、執行役員)が納品に関わっているんですよね?

飯田:そうですね。最近は、他のシニアなメンバーが監修することも多いのですが、納品物のクオリティチェックは一定以上のスキルを持つコンサルタントが必ず行っています。社内教育の一環でミキワメ導入コンサルタントになるための「卒業検定」と呼ばれる研修制度があるんですね。ミキワメの仕組みを真に理解していて、お客様にも正しく解説できると社内で認められたメンバーだけが納品現場に関わるようにしています。

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御二方にお聞きしたいのですが、今回の業務提携によって何か反響はありましたか?


飯田:私は「素敵なタッグですね!」とたくさんのコメントをいただきました。リアライブさんは、ファンがすごく多い会社なんですよね。学生と企業の良いマッチングを増やしながら、しっかりと事業も伸ばされています。経済性と社会的価値をしっかり両立されていますよね。

柳田:ありがとうございます。採用イベントや人材紹介は方法論での差別化が難しい中で、リーディングマークさんの性格可視化技術を搭載することで、社内外から「新しいことに挑戦している」「サービスが進化している」という実感や期待の声をたくさんいただきました。

特に、採用イベントのジョブトラでは、ビジネスゲームによる学生さんの行動可視化を創業以来10年間すっと行ってきましたが、新たにリーディングマークさんの性格可視化技術によって、これまで大々的にできなかったイベントのバリューアップが出来たのは非常に良かったです。

今回の業務提携によって、人材業界にどのようなインパクトが与えられそうですか?


飯田:「学歴フィルターがあるのか?」という意見が話題に挙がりますが、100%ないかというウソだと考えています。しかし、どんなに能力が高くて、一般的に優秀だと言われる人でも、働く環境次第で活躍できるかどうかは変わります。学歴はその人を表す一側面にしか過ぎません。そもそも優秀の定義は一義的に解釈されるものであってはならないと考えています。

私たちは「世界で一番、人の才能を明らかにし、その人にあったキャリアを歩めるような機会を提供する」支援をすることを目指しています。リアライブさんが持っている企業様と学生さんとのマッチング技術をかけ合わせることで、学生1人ひとりの才能を明らかにし、その人が輝ける企業様とのマッチングを増やしていきたいですね。学歴だけで就職の選択肢が機械的に決まってしまう旧来の採用活動の仕組みを変えて、新しい仕組みを創っていく。そのための第一歩を歩み始めたと捉えています。

柳田:企業の採用ターゲット・ペルソナ像を明確化するのに貢献できそうだと考えています。弊社もそうでしたが、企業は求める人物像を言語化しようとしても、結局は「素直でコミュニケーション能力が高い」や「一緒に働きたい」など抽象的且つ感覚的なものに着地しがちです。

定量化するのが難しい中で、ミキワメのサービスが素晴らしいなと思った部分は、面接官の感覚だと不合格を出してしまうが、データと照らし合わせると実は自社に合うことが分かる、というように面接官が誤った判断をしてしまう確率を減らせることです。人の弱みを伸びしろと捉えられたり、強みに目を向けることができたりするので、採用した方が良い学生を採用できますね。

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飯田:もちろん感覚がダメだということはないですが、感覚だけに頼るのは危険ですよね。感覚とデータを掛け合わせていくことで良いマッチングにつながっていくと考えています。弊社では「データ」の領域で価値を発揮していきたいと考えています。

柳田:従来の適性検査は個人の才能を明らかにする機能はあるものの、採用活動のペルソナ像をつくるところまで辿り着いていないものが多いと思います。受検結果をもとに、どの項目が高ければ自社とマッチするか曖昧で分からない、という感じです。そこがミキワメだと分かるのが素晴らしいです。

飯田:適性検査は「足切り」を目的に使用されることが多いです。ミキワメが目指しているのは、足切りではなく個人に合ったキャリアをお勧めすることです。「個人の才能を明らかにすることで、ある業界・職種では合わない可能性が高いが、ある業界・職種では合う可能性が高い。分析結果から、この求職者は自社とマッチしそう!」とデータを正しく活用して本質的な採用活動をする会社がより増えてほしいと思っています。

御二方の今後の展望について教えてください。


飯田:今回の業務提携を皮切りに、リアライブさんが目指している「入社3年後のミスマッチをなくす」という世界観を一緒に創っていきたいです。ミスマッチを減らすためには、こだわって採用活動を行わなければなりません。求職者一人ひとりの才能を見極め、会社とのマッチ度を確認するためには、採用担当者の時間や労力、予算も必要になります。

ただ、しっかりと採用を行い、学生と会社のベストマッチが増加すれば、生産性も向上し、投下した労力や予算は間違いなくペイします。そのような良い事例をたくさん創っていきたいです。そして、社員全員に活躍してもらえるような採用活動・組織作りをしていきたいと考える会社をもっと増やしていきたいです。

まずは、業務提携の第一弾として、リアライブさんのジョブトラの参加学生の性格データをひと目で分かるようにし、ビジネスゲームでの行動、言動とあわせて、「この学生さんは御社にマッチしそうですよ!」と参加企業様に提案できるようにしていきたいです。

柳田:既存の採用活動の在り方をアップデートさせていきたいという想いを強く持っています。弊社のマッチングノウハウとリーディングマークさんの性格可視化技術を掛け合わせて、唯一無二の採用イベントと人材紹介を展開していきたいです。それにより、企業様と学生さんとのマッチングの精度を上げることで、ミスマッチのない採用活動の仕組みを創っていきたいです。

リーディングマーク、リアライブへのお問い合わせはこちら。

■株式会社リーディングマーク

コーポレートサイト
https://www.leadingmark.jp/

適性検査クラウド「ミキワメ」
https://mikiwame.com/

自分に合った企業と"出会える"就活支援サービス「レクミー」https://www.recme.jp/


■株式会社リアライブ

コーポレートサイト
https://www.realive.co.jp/

成長志向学生と出会える早期選考型マッチングイベント「ジョブトラ」https://realive.co.jp/service/job-tryout/

20代に特化した転職支援サイト「ジョブトラ20s」
https://job-tryout20.com/


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