仮想オンボーディング:REALITY アートチーム
改めまして、ご入社ありがとうございます!REALTYアートチームでこれからご一緒する、かめさんです。そしてこちらが吉川さん。2人でAさんのジョインのサポートとアート体制の簡単な説明をしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
先ほどノートPCとペンタブレットを受け取られたかと思うのですが、3DアーティストはCPUもグラボもある程度パワフルな環境が必要なので、ハイスペックのゲーミングノートPCを使います。テレワークを考慮して持ち運びも出来るこちらを採用しているんですが、自宅にモニターがなけばそれも貸し出しできるので仰ってくださいね。
セットアップはセキュリティのかかった環境構築が必要なのでちょっと大変なんですけど・・。私たちも周りのエンジニアさんたちもサポートしますので、ぐんぐん進めちゃいましょう。(まあ、私も得意ではないんですけどね・・笑 マニュアルが完備されているので恐れることはないですよ!)
使用ツール
3DアーティストはWindowsPCでMaya,Photoshop,Unityをメインツールとして使用しています。モデリング時にはZbrushや3DCoatなど、慣れたツールを使用しても大丈夫ですよ。最終的にMayaに入れてValidator(内製データチェックツール)を通してチェックした後、ExporterでFBXに書き出します。リクエストを頂ければ新しいモデリングツールの導入は可能なので、お知らせくださいね。
MayaにもPhotoshopにも、TA(テクニカルアーティスト)が整備してくれた便利ツールが入れられるのでこれも後でセットアップしましょう。Windowsを使っている理由も自社ツールの導入がしやすいからなんですよ。
Unityでは揺れ骨の設定をUnitychanSpringBoneでやっています。これはAさんも使用されていたのでご存じかと思いますが、うちの衣装はかなり細かく設定しているので拘りが半端ないのは自覚しています。(笑 他にもシェーダーやテクスチャなど細かい設定はあるんですが、後程ということで。
制作環境
MayaやPhotoshopは数ステップでインストールが終わります。GitHubとSourcetreeとUnityはセキュリティの設定もあって手間がちょっとかかります。何よりアートってこういうのなかなか自分でやることって少ないですよね。(苦笑 でも、こちらに全てマニュアルがまとまっているので上から順に手順を追っていけば今日・・明日中には終わります!お手伝いするのでがんばりましょう。
データ管理なんですが、うちはGitHub Enterpriseを採用していて、アートはSourcetreeを使ってGitへのデータをやり取りしています。AさんはGitは未経験とお聞きしましたが、フロー通りに操作すれば問題ないですし、他のメンバーも社内で習得したので大丈夫ですよ。これも追々覚えていきましょう。
マニュアルやドキュメントはConfluenceをメインにまとめています。使ったことが無くても、Wordなどと同じような感覚で使えるのですぐ覚えられると思います。
外部協力会社さんへの発注書はGoogleスライドで作ってます。画像を沢山切り貼りできて編集しやすいので。外注さんとのフィードバックのやり取りやスケジュール管理にはSHOTGRIDを使っています。アートのアセットのほぼ全てがデータベース化されていて、各メンバーのスケジュールと紐づいています。過去のアセットも検索してすぐ確認できるので、今のアートの安定運用には欠かせないツールになってるんですよ。
制作体制
面接時にもお話したと思うのですが、Aさんにはアバター衣装の3D制作と外注さんへのフィードバックを担当して頂きます。2次面接の前にスキニングの課題をやって頂いたので、ある程度モデルの仕様やトポロジ・スキニングの具合は把握頂けたかなと思うのですが、色んな衣装があるので、マニュアルを見ながら3Dメンバーのレクチャーを受けて、1個1個進めていきましょう。
スケジュールについては先ほどもお伝えしたSHOTGRIDを使って制作進行のメンバーが管理をしています。Aさんのアカウントを追加して、個人ページを作っておいたので、これから先のスケジュールを確認しておいてくださいね。
最初はレクチャーやテストモデル制作など、無理のないところからスタートするのでご心配なくです。実制作の時は制作進行メンバーがスケジュール調整やリマインドを細かくやってくれるので、スケジュールや進め方でご提案やご相談があれば制作進行メンバーにメンションしてください。すぐに対応します。
慣れてきたら、ガチャのテーマ出し・新しい衣装やアイテムの提案など、様々な企画にも参加できますので積極的に取り組んでみてください。自分の発案したものがユーザーから好評を得るとなんとも気持ちいいものです。
勤務体制
このご時世なのでアートはほぼフルリモートで業務しています。機材も多くて持ち運ぶのも大変ですからね。月に1~数回、技術共有やコミュニケーションのために出社したりもしていますが、基本的には情勢を加味して選べるようになっています。なのでSlack上でのコミュニケーションはかなり密にできるよう頑張っています。
月に2回あるTB(チームビルディング)ランチも、オンラインでお昼を食べながら雑談やゲームを一緒にやったりしていて、メンバーの人となりを知ってお互い助け合って取り組めるように、というアートの文化の醸成を促しています。会社のお金で美味しいご飯が食べれるのはシンプルにうれしいって言うのもありますけど。
育児しながら働いているメンバーもいて、時短・時差勤務も可能です。タスクを状況に応じて細かく調整しているので、もしご自身のライフステージが変わるような事があればご相談ください。そうでなくても些細な事でも聞いてください。Aさんの働きやすい環境を作るのが私たちの仕事なので。
REALITYのこと
アートの他にも企画のPMチーム、開発のエンジニアチームなどたくさんのメンバーがいます。Aさんはアバター担当なので、エンジニアのUnityチームやガチャ担当のPMさんとコミュニケーションすることが多いと思います。
色んなバックグラウンドの人がいて年齢も様々ですが、みんなお互いをリスペクトしてて意思疎通がとてもしやすいです。何よりREALITYというサービスが好きで在籍している人がとても多いので、プロダクトを良くしようとか、ユーザーに楽しんでもらおう、というマインドがしっかりしてて一緒に仕事をしていてかなり話しがしやすいと思っています。相談なども活発にできる環境なので、気軽に話に混ざってみてください。きっとみんな色んな事を親切に教えてくれると思います。
何よりアバターはうちのプロダクトの柱の1つなので、やりたい事がまだまだいっぱいなんですよね。そういう話が一緒にできると嬉しいなと思っています。
まとめ
セットアップが終わりましたね。これで一旦のオンボーディングは終了になります。明日からはアートメンバーをはじめ、色んな人からのインプットがあると思いますので今日はゆっくり休んでください。
最後に、入社したばかりでまだ緊張されていると思いますが、みんなAさんがいらっしゃるのを心待ちにしていました。どうか沢山ご自身の事、やりたい事を話してみてください。みんなも沢山の事を話してくれると思います。
手前味噌ではありますが、REALITYのアバターはとにかく可愛くて魅力的で、使う人の分身として、もっといろんなユーザーさんに届いて欲しいと思っているんです。Aさんもアバターの魅力を引き出したいという事を仰っていましたが、更にたくさんの人に届けられるよう、一緒に楽しんでお仕事を出来ればと思います。
ということで、今日はおつかれさまでした!また明日お会いしましょう。
これを読んでいる人へ
いかがだったでしょうか。少しでもREALITYアートチームへジョイン頂いた空気を味わって頂けたら嬉しいです。そしてまだまだ私たちは仲間を探しています。是非こちらも覗いてみてください。もっと沢山の事をお話しする準備ができています。