「やるなら何事もめいっぱい」とくに開発の話はしない圡善旅館と銚子電鉄がよかったレポート REALITY Advent Calendar #18
はじめに
おはようございます。REALITY Advent Calendar 2022 18日目担当、Unityエンジニアのようてんです。 このAdvent Calendarは去年に引き続き、開発合宿に行ってきたよ話を順番にみんなで成果報告を兼ねて書いています。
初日のエントリで少し述べていますが、今年の開発合宿は(全員がほぼソロチームだった昨年と違い)、いくつか開発テーマに対してチーム参戦がありました。ようてんはUnityエンジニアとしてとあるテーマにチームで取り組みました。その内容は後日チームのリーダーのエントリで語ってもらう予定のため、本エントリでは開発に関係ない話だけお届けしようかと思います。
やるなら何事もめいっぱい
去年も「結構本気で下準備の上、2泊3日のフルパワー開発後の帰宅日で1日歩き倒す」という旅程をくっつけてしまったのですが、今年も本線の機能開発が佳境の中、「デモ止まりではなくがっつりプレイアブルなアプリ機能として仕上げる」をターゲットに、マジメに事前検証を業務時間外に進めたり、最終日は「銚子観光をした上で流山に寄ってくる」というフルコースの合宿となりました。楽しかったです。
圡善旅館と付近の様子
圡善旅館は最寄り駅としてはJR笹川駅、千葉の東、銚子の少し手前に位置しますが、付近は観光地らしさに溢れているわけでもなく、山の中でも海のすぐそばでもなく、房総の南側みたいな南国感もなく、独特の平地感があって面白かったです。
会議室も大広間でテンション爆上がりでしたが、増築を重ねて独特の構造になった宿泊施設は何度出会っても最高です。
そうだ、銚子電鉄に乗ろう
解散となった3日目午前、観光して帰ろうかと考えたのですが関東在住が長い身として、一通り回ったことのある銚子・房総半島、これだという行き先が見つかりません。そんな中、以前来た際には車だったため、銚子電鉄に乗ったことがないことに気づきました。
「ぬれ煎餅で赤字を脱出した」エピソードぐらいしか知りませんでしたが、せっかくなのでそのぬれ煎餅を買いにいくついでに銚子電鉄に乗ってくることにしましょう。
JR笹川駅からJR銚子駅へ。ホーム端から銚子電鉄に乗り換えます。
普通じゃないヘッドマークが気になる中、乗り込んでみるとこれまたびっくり、ピンク一色です。
何のピンクなのかと思ったら岩下の新生姜。
車内の雰囲気に驚いていると、ネーミングライツ事業によるユニークな駅名のユニークな車内放送。
普段バーチャルな世界を商売にしている身として、現実世界のユニークな取り組みのインパクトに嫉妬心が湧き上がります。
銚子電鉄のインパクトに全てを持ってかれましたが、犬吠埼灯台に上って太平洋を眺めて、ぬれ煎餅も買って銚子を後にしました。
ちょっと北に寄り道
途中でちょっと寄り道をして、ワールドでコラボさせていただいた、スパメッツァ おおたか 龍泉寺の湯に寄って帰りました。
時間優先で総武本線に乗ってしまったのですが、せっかくの機会なので成田線+流山線に乗るべきでしたね…
バーチャルのワールドを先に見てから実物を見るのは楽しい体験です。(惜しくもつい先日クローズしてしまいましたが)実際の建物を再構成してREALITYのワールドにうまく落とし込んだのがよくわかって2倍楽しい時間でした。
【余談】現地でこのカンバンを見て、「なんで(水風呂の水深の)157cmじゃないんだろうな?」という会話をしてる方がいらっしゃって面白かったです。
「イメージキャラクターがキャンペーンをするのは自然に受け入れられているが、順番が逆であるところまではパッと見ではわからない」と僕は解釈しましたが、現実の価値観をハックするサービスの開発は面白いな、と改めて思いました。
おわりに
「銚子電鉄に一度は乗っといて損はない」ということがわかりました!この流れで、次は大井川鐵道の奥大井湖上駅が気になっています。
明日のAdvent Calendarは、今年も唯一の非エンジニア参加ながら、初日から寝過ごしてとんだ大冒険になってしまったむくどりんのエントリです。お楽しみに!