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GitHub Projectsでプロダクトデザインチーム(UI/UX)のタスクを管理する
GitHub Projectsでタスク管理をはじめました!
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あけましておめでとうございます。ぶっちーさん です。プロダクトマネージャー出身で、プロダクトチームのマネージャーを12月より兼任しています。
今回は、GitHub Projectsのタスク管理方法について紹介します。
GitHub Projectsで管理をすることにより、以下のメリットを得られました。
一覧性の向上
- アサイン入力で、各人のタスク状況が明確になる
- ラベル追加で、何目的の課題かが明確になる
- 優先度付けで、デザインチーム課題の優先度が明確になる
操作性の向上
- カンバン方式で、ステータス変更が容易になる
コミュニケーションの向上
- チケットごとのコメントを付けられて、進捗状況が明確になる
- チケットのURL添付で、エンジニアとのやり取りが円滑になる
導入までの経緯
組織課題の1つに「チームのタスク課題の優先度がわからない」「個別タスクのステータスが互いにわからない」といったものがありました。
当時のタスク管理はスプレッドシートで行われていましたが、編集するのが面倒、一覧性に欠けるなどの理由からメンテナンスが行われにくい状況でした。
今回GitHub Projectsに移行したことで、進捗確認MTGなどをせずとも、個々のタスク状況を把握できるようになりました!
(よろしければ、ぜひイイネしてくれると嬉しいです!)
GitHub Projectsでタスク管理をする
1.リポジトリを作成する
product-designチーム用のリポジトリを作成します。
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2.ラベルを作成する
カンバン方式での視認性を高めるために、ラベルを作成します。REALITYチームでは product-design 内に以下のラベルを作成しました。
1:環境をわけるためのラベル
環境
- iOS
- Android
- Unity
- Web
2:目的を仕分けるためのラベル
改善タスク
- 1.functional:バグやエラーがない/現代の動作環境に対応している
- 2.reliable:ロードに問題がない/コンテンツが最新かつ正しい内容である
- 3.usable:探しているものが無理なく見つかる/ヘルプを使わなくても良い
- 4.concenient:ユーザーが使いたくなる/ポジティブレビューをしたくなる
- 5.pleaseuable:ユーザーが時間を費やす/日常生活の一部として存在する
- 6.meaningul:ユーザーの生活や人生に大きなインパクトを与えている
- 7.other:その他デザインタスク以外のもの
その他
- feature:ロードマップ施策
- bug:不具合
3.OrganizationのProjectsに新しいProjectを作成する
Projectを作成することで、カンバン方式でリポジトリのIssueを管理できるようになります。
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Projectをリポジトリ内に作成してしまうと、別のリポジトリと紐づけることができません。OrganizationのProjects内に作成すると、複数のリポジトリを紐づけることが可能になるためオススメです。
4.カンバン方式でタスク管理する
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まず、カンバン方式でステータスを可視化するためにcolumnを作成します。REALITYチームでは以下のcolumnを作成しました。
・Needs triage:優先度の振り分け前のタスク
・Low priority:優先度が低の改善タスク
・Middle priority:優先度が中の改善タスク
・High priority:優先度が高の改善タスク
・feature:ロードマップ施策
・Doing:着手中
・Reviewing:レビュー待ち
・エンジニア起票待ち:エンジニアのリポジトリ作成待ち
・エンジニア対応待ち:エンジニア開発中
・Done:エンジニア開発終了 / タスク終了
次に、個別カンバンをリポジトリにConvertします。すると、工程2で作成した product-design リポジトリのラベルを付けられるようになります。
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5.slackで通知を飛ばす
1から4の工程で、チームのタスクを一覧化することに成功しました。しかし、これだけではカンバンのステータスが更新された際に気づきづらい状態です。
そこで、ステータスが更新された時に自動的に通知が飛ぶ slack-bot を導入しました。
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Tips: Issueの自動リンクが便利
IssueのURLが別のIssueに貼られると、自動的に元のIssueに紐付き先のIssueの情報がリンクされます。
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デザイナー側は、UIデータを作成した後のエンジニアの開発状況について、Issueを確認することでウォッチすることができます。
エンジニア側は、Issueを確認することで、元のプロダクトデザインチームのコメントログを遡れるため、なぜその意思決定をしたのかの過程を追いやすくなります。
さいごに
GitHub Projectsはよくエンジニアのタスク管理ツールとして利用されていると思いますが、プロダクトデザインチームでも導入することによって、チーム内のタスク管理だけではなくチームを超えたやりとりが円滑になりました。
これからもチーム力向上のため、より快適な開発環境を作っていくよう取り組んでいきます。
ここまで見ていただきありがとうございました。
よろしければ、ぜひイイネしてくれると嬉しいです!
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