二胡と三線と津軽
初めまして。
二胡と三線と津軽を楽しんでいるタカハシです。
楽しみ過ぎてEYS音楽教室で講師やっています。
一番長いのが津軽三味線。
3年半のブランクはありますが49年続けています。
上手くはありませんがうまったらしく弾くことは得意です。
二胡は始めて何年だ?13~14年くらい?
コチラはやらなかったり、やらなかったり、チョットヤッタリ、やらなかったり。
唄も笛もダメな私の貴重な表現手段です。
沖縄三線は彼らに比べれば経験年が全然浅い。
触れてみると、やっぱり三味線のパイセンだなぁと感じる。
それとめっちゃ楽しい!
楽器のサイズ感が私にジャストフィットなのよね。
豊年音頭と唐船ドーイを弾いていると半日などあっという間。
私は、彼らの橋渡しをしたい。
機動力で言えば三線の圧勝です。
どこへでも持っていけてさっと出してさっと弾ける。松脂もいらぬ。
三線の弱点は弦が起因で、高音域が辛いこと。
キーがD(D-G-D)だとちょい高い。
従ってD-Aの固定調弦である二胡との相性は良くない。
だがしかし、二泉弦を張った二胡はG-D調弦となって途端に相性が良くなる。
中低音域だけで奏でる2つの楽器と言う訳だ。
三線に三味線の奏法を持ってくると幅が広がると思う。
三線と三味線では良く使うポジションに相違があって、そこは三味線が本職の私に若干のアドバンテージがあるかも。
三線奏者が本土の民謡を奏でて「あれ?」となるのはそれが原因です。
三線で具体的に申せば五#(六♭とも言う)を使わないと指使いやポジショニングが厳しいのです。
私は三線を河内音頭に使ったらいいんじゃないのかな~って思っている。
ステージの河内音頭は機動力が求められるので、座りがメインの三味線より立奏がお手の物の三線はあっているんじゃないかな。
先ほど懸念で挙げた高い音を望むならば、奄美用の弦を張ればよい。
三者の中では津軽三味線が他と絡みづらい。主な理由は自己主張が強すぎること。音量だったり奏法だったり。
二胡の曲『塞馬』の伴奏は私の自信作としてあるが、他はこれと言ってない。
ソロ楽器として名を馳せている津軽だが私は伴奏楽器に回っている津軽が好きだ。
これを書いて気が付いた。
今度、津軽三味線で豊年音頭と唐船ドーイを弾いてみよう。
純粋に津軽ネタとして面白そう。
(※後日、今一つであることに気が付く。)
ってなことを思いつきながら楽しく生きています。
気が向いたら書きます。
(2024/08/02 加筆)