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不動産業界での検索連動型広告の今

検索連動型広告は既に飽和状態にあります。スマートフォンの普及で広告掲載できる枠が4枠と少なくなってしまい、その枠を多くの企業が奪い合う熾烈な競争が日々、繰り広げられています。

今後、5Gの普及でスマートフォンが新たな携帯にならない限りは、検索連動型広告では現状の広告枠数が増えることはないでしょう。

検索連動型広告では、基本的に文字(テキスト)広告を出すことができますが、Googleの場合はギャラリー広告と呼ばれる画像と文字を組み合わせた広告の出稿が可能です。2019年に登場した広告で大きな注目を集めています。

ただし、掲載順位1位を取ったときのみに画像が掲載されるので、あまり多くを目にする機会がないと思いますし、掲載順位1位でも必ず掲載されるわけではないので、難しいところです。

検索連動型広告だけではなく、そもそもの検索結果にGoogleマイビジネス(GMB)と呼ばれる無料リスティングが存在感を増しています。GMB自体はかなり前からありますが、検索結果に多く出てきている印象です。

噂ではありますが、GoogleがGMBの収益化を目指していると言われており、積極的に無料リスティングの利用を推進する動きが加速化しています。

不動産業界ではまだ、GMBの利用が多くはない印象ですが、飲食店を中心にGMBがまだグルメ系サイト程、荒れていないことで、集客として有益だと考えて動いている企業も多くなってきています。

もちろん、既に、ステマ騒動などもGMBで発生していますが、店舗集客と同じように現地などへの集客など地域密着の不動産ビジネスを興している会社には必須となってくるかもしれません。

様々な動きがありますが、概して、検索結果画面のリッチ化が進んでいるということです。リッチ化を具体的に書くと、画像や地図、動画などが検索結果に出てくる頻度や量が増えてきています。

この動きは、より加速化していくと思いますし、さらに最近では音声検索についても注目されつつあります。日本国内では2020年2月現在では、まだ音声検索は普及しているとは言える状況ではありませんが、注目分野の1つです。

不動産の検索連動型広告はレッドオーシャンになっています。知り合いのツテで広告代理店を任せておけば大丈夫という牧歌的な時代は既に終了しています。きちんと運用してくれてノウハウがある広告代理店を選ばないと厳しいと思います。


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